結婚を前提とする恋愛について語る

 

結婚を決断する条件ですか?

そんなもんありませんよ

好きになってその先に一緒に生活するという選択があるだけです

その外のすべての事柄は後付けなんです

あなたは不安ですよね

自分の『好き』に自信が持てない

だから一生懸命になって結婚の条件を考える

幾ら条件が整うたとしても、好きでなければ意味がない

その『好き』が弱いから逆に条件に拘る

あなたを後押ししてくれる後付けが必要となる

 

 

でも考えてください

あなたは条件とは結婚しない

自分の持ってる『好き』と結婚するのです

それが幾ら弱くて頼りない感情であっても

条件は本当の意味で補足してはくれない

ただ、あなたは条件によって安心したいか納得したいだけなのです

 

 

 

恋愛感情がなくて結婚するのであれば話は別です

条件は時に愛より主役になりえます

ただ、観客の立場で言わせてもらえば

そんなつまらん三文芝居など観たくはない

 

 

真実のところ

あなたが結婚条件より、もっと欲しいのは『愛』じゃありませんか?

だったら他のものに頼ろうとするのはおやめなさい

あなたの人生です

世間の常識でものを考える必要などないのです

今は弱くて頼りない『好き』かも知れないけれども

結婚を決めるのは決断です

『好き』を強くしっかりとした『愛』に変えてゆくという覚悟なのです

 

 

こういう話を私がしても

あなたは理想と現実は違うよと思うでしょうね

モチロン違いますよ

男と女が違うようにね

でも理想のない現実は本当の社会じゃないし

現実のない理想は夢まぼろしでしかない

改めてお聞きしますが

どちらが本当の人生なのでしょう

あなたの掲げる結婚の条件が満たされたとき

あなたは幸せの戸口に立つのでしょうか?

 

 

事細かくは書かないけれど

世間で言われてるような相手に求める条件って

クソみたいなもんですよ

薄々あなたも気づいているはずです

そんなクソに頼っても好きを愛に変えることは出来ない

それは、あなたの気持ちをごまかすための手段でしかない

 

 

心配しなくても大丈夫です

結婚はゴールじゃありません

今は、ちっちゃな『好き』でも構いません

家庭を作っていく中で大きな『愛』に育て上げればいいんです

 

もし、相手にも自分にも

求めるべき条件があるとしたら

 

『相手の人生まるごと受け入れる覚悟がありますか?』

 

 

何故なら、結婚とはそういうものなのです

そして愛とはそういう覚悟のもとに育てるものなのです