先日、同居している92歳の母親の携帯電話が

繋がらないことに気が付いた

充電器を失くしたと去年聞かされていた

いずれ見つけるだろうと

そのまま放置しておいたところ

約一年間未使用のまま

月3980円の基本料金を払い続けていたらしい

 

新しいものに機種変更をしたところで

老齢の母親は十分に使用することもできず

これは解約の手続きをせねばならぬとドコモショップへ出かけた

 

係りの男性に事情を話し

痴呆症の上に耳が遠いので

通常の手続きである電話での本人確認も出来ない事を告げた

電話機本体も行方不明であるために

私の身元確認のみで解約手続きが出来ないかと相談した

 

係りの方曰く

ご本人を証明できるもの、免許証とか保険証とかをご持参ください

とのことだった

翌日、

もちろん母に免許証などはないので

介護保険証をもって同じ係りの人のところへ行った

それで専門部署へ手続きの電話を待つこと数分

『残念ながら、保険証では手続きができません』との回答がきた

 

 

キレポイント①

 

昨日保険証があれば手続きができると言いましたよね

 

『いえ、保険証があれば検討しますと言ったのであって

解約できると約束したわけではありません』

 

あなた詭弁を使うのもいい加減にしなさいよ

あなたのところではできるかどうかわからないけど

保険証をもってもう一度お越しくださいとお客様にいうのですか?

そんなもん、昨日の時点で専門部署に問い合わせればわかることでしょう

あの場合、あなたのニュアンスは保険証で手続きができますから

保険証をご用意下さい です

いくら言い逃れをしても会社の窓口でそう返答したんだから、

今更解約できませんでしたではすみません

 

 

キレポイント②

 

それで向こうの言われるのには、

代理できている私の親子証明が必要だというんです

戸籍証明のようなものを役所で貰ってきてください

 

はぁ~・・・のようなもの?

戸籍謄本ですか戸籍抄本ですか住民票ですか、はっきりしてください

 

『と、とにかく親子関係を証明できる書類です』

 

今、保険証ではダメってなったばかりなのに

そんないい加減な返答がありますか

私がもし、住民票をもってきたら

これではダメですと言わない保証がどこにあるんですか

よく考えてください

同一住所であることの証明との説明がありましたが

同一住所で住んでいても姓が同じ親戚だって可能性もありますよ

それで姓と住所だけで親子との判断は難しい

今の世の中

成人したら離れて住んでいる親子の方が多いくらいですよ

だから住所が同じで、すなわちこれ親子とはならないでしょう

なによりもこうやって母の保険証をもっている時点で

私がその人間の社会的保護者であり

責任者であることの証明なのです

あなたはその重要な保険証の持つ意味より

他人かもわからない同一住所の住民票の方を優先すると言っているんですよ

そんなバカな話は到底納得できません

 

 

キレポイント③

 

係りの若い方も困り果て(笑)電話で専門部署に相談したところ

電話口に出てきましたよ

お客様相談室責任者(通称クレーム処理係)

 

詳しい説明を要求する私に対して

わが社の決まりですとの主張一点張り

 

だからその決まり事の根拠を教えてください

 

社会通念上を鑑みて決めた

弊社の規則ですからお客様に説明はできません

 

そうですね

世の中には社会通念に合わせた社則というものがありますね

たとえば銀行に行けばハンコがあれば

預金を下ろせますよね

ご本人かどうかより、社会通念上それでOKですよね

安全のためにとごちゃごちゃ

いちいちご本人確認をしていればみんなが嫌な思いをする

面倒な手間を省くために社会通念が採用されている

 

社会通念とはそういうことですよ

 

私のこれまでの説明を理解したなら

あなたの言われていることは

『反社会的通念』ということになりますよ

保険証を持ってきたものを認めないというのであれば

失礼ながら言わせてもらいますが

ドコモという会社は反社なのですか?

 

 

私の言い分にろくに反論もできずに

一方的に怒鳴って電話を切られました

接客係をカバーする立場にある

お客様相談室の責任者がですよ(笑)

 

電話を繋いだ係りの男性も、この上司の対応に呆れていました

 

 

それで、どうしたかって?

 

まず、係りの若い子に

『あんな上司じゃ、あなたもたいへんですね

少なくともあなたの対応の方が誠意があります』

と、相手の心を擽っておいて本題に入ります

 

何か解約する裏の手口はないんでしょうか ・・・

 

ハハッ

大きな声じゃ言えませんが小さな声では聞こえない

人の心に訴えかければ扉は開かれる

バカみたいに簡単な手口がありました照れラブラブ

 

銀行に行って自動引き落としをやめる手続きをするだけです

2か月は書面での請求書が来ますが

それ以降の支払いがなければ自動的に解約となるそうです

 

ただし、再度契約をすることは困難になります

92歳の母が再度契約することなどありませんし

係りの男性いわく

たった2か月分支払いがなかったからといって

裁判を起こすほどドコモも暇じゃない(笑)

だって、世の中にそういう解約になった人はごまんといる

 

 

解約されたくなくても解約されてしまうドコモの制度を利用して

解約したくても解約できない人のために使う

へへへっ

世の中は裏も表もあって面白いねぇ

 

 

裏社会で生きるニヒルな男ブラックムーン

私がなんでクレーマーやってるか少しは理解して貰えたかな?