全然関係ない話するんだけど
♬～♪
浴衣の君はススキのかんざし
熱燗徳利の首つまんで
もういっぱいいかがなんて
妙に色っぽいね～♪
街角からこの曲流れてきたとき
ホント嬉しかったんだ
まわりにフアンの人いなくってさ
まだ世間的には認知されてなかった
雑踏の中で聴けるなんて夢のまた夢
これが私の応援してる拓郎さんですよって
大声で叫びだしたいぐらいだった
この後にさ
それまでのコアなフアンだった人達が
ヒット曲が出たとたんに
こんな歌謡曲を唄うのはけしからんって・・・
『帰れ！帰れ！』騒動に繋がった
俺たちの拓郎が堕落したって・・・
一般大衆に迎合したって・・・
あんなもん拓郎の唄じゃないって・・・
馬鹿野郎！って叫びたかった
あんたら何で一緒になって喜べん
本当のフアンなら手を取り合って喜ぶのが当たり前だろ
何、分かったようなフォーク談義こね回してんだ
そんなもんどうだっていいわ
拓郎さんは拓郎さんじゃん
やっとみんなに認知される曲が出たんよ
わたしゃ嬉しいて嬉しいてたまらんかったわ
えー曲やろって自慢して回りたかったわ
狂信的な拓郎フリークになって苦節５０年
愛憎相まみれるフリーク仲間よ
拓郎さんに帰れ言うた人間許してないからな
あんたらこそ、かっこだけのフアンじゃ
この唄の本当の値打ちも分らからんのか
この歌はそんな当時の私の想いが
いっぱい詰まった曲です
旅の宿
