音楽に詳しい人教えてください。

最近、ちょっぴり話題のフジロック、政治問題を持ち込んで著名人たちが騒いてる人を批判している。その中で音楽=反体制と言う発言がありましたが、その意味がわかりません。
自分なりに少し調べました。
音楽の始まりや発展の後ろに政治や宗教や個人思想があり、特に黒人音楽、ゴスペル、ブルース、シャズなどが代表的で、奴隷や差別などの負の感情から生まれた。(間違ってたらすみません。)
しかし音楽=反体制だとは思えません。
確かに歴史から見て音楽はそういったものから生まれたかも知れませんが、純粋に音楽が好きで音楽業界に入った人、楽器をやってる人、または鑑賞している人が全てが反体制の感情を持っているとは思えません。音楽=反体制は全て音楽に当てはまるものなのでしょうか?

 

moomstaran

音楽=反体制なんて今どき言っている人いるのかな
若者の音楽についていいますと、傾向としては新しいもの、新鮮な感覚のものを求めます。それは年代的なニーズがそうさせていると思われます。おのずと自由を求め既成概念を打ち破ってゆくような衝動と音楽が結びついてしまいます。
それが若者の音楽が反体制や革新的なものになる理由です。
ただ音楽に限らず、すべての芸術が既成の枠からはみ出し新しいものを生み出そうとする限り、革新的であり、反体制であり続けます。
ロックは従来の音楽の規定枠を否定し、大人社会の常識の枠からもはみ出し、自由を求めた若者の叫びから始まった音楽だったから、反体制とされました。
ただ、今日の音楽業界におけるロックは体制側であり、大きなコマーシャリズムの歯車の中心にあります。
音楽に政治的なものや思想的なものを前面に持ち出す感覚自体が、もう古い体制となっているといっていいでしょう。ロックもほかの芸術と同じように、一人一人がそれを聴いてそれぞれのイマジネーションや感性を触発されるそんな時代になっていると思いますよ.

 

 

返事ありがとうございます。
人それぞれの感性が今の音楽であり、音楽の中に何か意味が込められているかも知れないが、それを感じ取るのも人それぞれ。無理やり捻りこむものではないですね。