今日は小人さんが遅くなる連絡がはいっていたので、お夕飯がいりません。普段なら適当にあるものをつまんで済ませるところ、せっかくなのでタミさんのパン焼き器に慣れるためにもケーク・サレを焼いてみることに。…まぁ、あれですよ。本も買ってしまったし、蒸したところで入れ忘れたブロッコリーがあるし、買ったは良いけどなかなか食べないカマンベールも使えそうだし。…ね？というわけでやってみました。
レシピはこの本の基本のものを。しかしよく見たら我が家にはシュレッドチーズがなかったので、とろけるスライスチーズで代用。しょっぱなから不安がよぎります。とはいえ基本的にはそれぞれの材料を計って混ぜて、冷やした具を混ぜて焼けば良い…という感じなので、思ったよりはハードル低めだったかも。今回は特に、蒸したブロッコリーも冷蔵庫でひえっひえだし、チーズも当然冷えているので、事前の準備がいらなかったのも大きかったり。
レシピの通りに粉類を計ってそれぞれ混ぜていったのですが、結構混ざりきるのが早くて、「あれ？生地ってもうできちゃった？？」と思わず本を見直したほど。あとはざく切りにしたブロッコリーやカマンベールをほいほい入れて、ゴムベラで混ぜたら準備完了。
タミさんにバターを塗って流し入れたら焼いて行きます。パンと同じくひとまず２０分焼いてみたのだけれど、上部の表面がまだもう少し固まりきっていなかったので、フタを閉めてもう５分。２５分すると上部もしっかり固まった感がありました。ここでひっくり返して焼き目を！！と思いましたが、残念ながらうまく生地が落ちてこなくて宙ぶらりんで５分ほど…。念のため竹串をさして確認をして、ひとまずちゃんと焼けたようです。
…と、ここからが問題で、竹串で外側・内側をそれぞれぐるりと剝がしていっても、底の部分が剥がれないので、きれいにお皿に移せないのね。これは多分、バター分量が少なかったか、溶かしてからやらなかったから塗りムラができてしまっていたかのどちらか、もしくは両方のせい。仕方がないので生地の途中にナイフをいれて一部切り出し、そこを起点に底の部分をスプーンの背でこそげるように剝がしていってようやくお皿へ。しかしやっぱりするりといかず、側面～底の香ばしい部分がぺろんと剥けてみるも無惨なお姿に…。うぅ。
あら熱がだいたいとれたところで味見というか毒味をしたら、ブロッコリーの味がかなり濃く出て驚きました。大量に入れたカマンベールもほどよくとろけてなかなかおいしい。ケーキ生地の部分については、チーズの塩気が入っているので、あぁ、なるほど確かに塩のケーキだ…という感じ。今回はカマンベールを使いきりたくて１個まるまる入れちゃいましたが、ひょっとしたら生地に入ったチーズだけでも大丈夫かも。私は基本的に野菜もりもりが大好きなので、このゴロゴロ感にぐっとくる、というのもあります。とりあえず次はちゃんとシュレッドチーズを買って使って、それからまた考えてみると良いのかも。もちろんタミさんに塗るバターは多めでしっかりと！です。
本日の一皿：
なにも言うまい…。
