今日は渋る小人さんを説き伏せて朝から薔薇ちゃんのお手入れ大作戦を決行しました。…といってもなにも大げさなことはなく、伸び放題にのびてしまって収拾どころかお手入れもままならない状態になっていたのを、とりあえず人の手をかけられるような状態に戻そう、という感じ。というわけで、ちょっと早めの剪定を。ルイーズ・オディエはまだ花が咲いていないのもあって、切ってしまって良いのかなぁと思いながらもやはり背に腹はかえられず。そんな感じでバッサバッサと枝を落としてかがまずに通れるようにしてから、私が新人さんたちを見ている間に小人さんが奥に茂った露草をはじめとする雑草群を抜きまくってくれたおかげでヤブ蚊も一掃。これで次からは薔薇の手入れも楽になりそう。
続いては本日の目玉ともいえる、カイガラムシを駆除する会でございます。薔薇の茎にくっついた白くて小さい目玉のような憎い奴…集中してこそぎ落としたりもしたのだけれど、夏の暑さとヤブ蚊に負けてしばらく手入れを怠っていたら、なんとジェームズ・ヴィーチ君がカラッカラに乾涸びてお亡くなりになっておりました。いくら歯ブラシでこすり取ってもモスローズの密集した棘の間のものまでは取りきれず…うぅぅ、ごめんよヴィーチ君、うちに来なければもうちょっと長生きできたかもしれないのに…はぁ。と、気落ちしていても仕方がないのでニームオイルの希釈液を霧吹きに入れて駆除開始。ヴィーチ君の次に危険そうなクィーン・オブ・スウェーデンから始めて私はジェームズ・ギャルウェイを。小人さんはルイーズ・オディエと新雪ちゃん、それにデューク・オブ・エディンバラをそれぞれ手分けしてこすっていきます。私はオイルを吹いて虫をこそいで、そしてオイルで吹き飛ばし…とやっていたので、最後の方は握ると少々痛むぐらいになってしまった。小人さんはオイルをつけずにパリパリはがすのが好みだと言い、霧吹きを使わずにこすっていたけど卵が飛ぶからできれば使ってほしかった…まぁ、今日のところは一通りはがすのが目的なので良しとしたけど。
ふたりで黙々とこすってこすって数時間、どうにか一通り落とせたところで今日はおしまい。霧吹きに残ったオイルを全体に撒いておいたのだけど、しばらくしたらまた復活してしまうだろうと思うと徒労感が募ります。とはいえこれ以上薔薇ちゃんたちを食べられるわけにもいきませんので、こまめに対処しないとね。アブラムシやらヨトウムシやら、色々とむきー!とさせられることも多いけど、がんばって咲いてくれている薔薇のためにも、人間もがんばっていこうと思います。むん!
本日の薔薇ちゃん:
●エンジェル・フェイス(Angel Face/フロリバンダ)
●キャラミア(Cara Mia/ハイブリッドティーローズ)
