このところ割と普通にパスタとかを食べていたので、ここらでちょっとベジタリアンぽい料理でも作ってみようと思います。というか、年末に買ってあった油麩が気になって仕方がなかったのです。というのも、指の怪我で通院している病院の待合室で延々流れていた情報バラエティ番組?で、ご当地丼の特集があって、仙台の油麩丼というのを見たのも大きかったかも。ちなみにこの油麩丼というのは、カツ丼のカツが衣をつけてを揚げた油麩になっているもので、サンドイッチマンのお二人が「これはカツ丼だ!」と言いながら食べておりました。

さて、というわけで本日は油麩丼…ではなくて、油麩を使って肉じゃが風の煮物にします。なぜなら丼だと野菜があまり使えないから。作り方は通常の肉じゃがと変わりませんが、油麩は炒め物等に使う場合はぬるま湯で戻すとあったので、ボウルに入れてスタンバイ。タマネギ、ジャガイモ、ニンジンを炒めて全体に油がまわったところで油麩と白滝を加え、合わせ調味料をまわしかけたらフタをして軽く蒸し煮にします。油麩がどういうものかわからなかったので、今回はちょっと薄めの味付けでやってみました。野菜に火が通ったところで火を止めて、フタはそのままにして一路動物病院へ…。煮物は冷めるときに味が染みるそうなので、多少おくのはわるくない筈。…で、1時間ほどで帰宅したのだけれど、まぁ、冷めたというほどではなくほんのり温かさがあったのでちょっとほっとしました。

さて、肝心の味はというと、薄めの味付けだったのもあって、油麩の「揚げた感」が思ったより強く出ておりました。噛んだ感じはぐにゅっというか、くにゅっというか、湯葉ともお麩とも違う歯触りで、揚げてある部分はしっかりめ、内側はとろりとやわらかで、なんとも不思議な食感でした。今回は薄めの味付けでしたが、思った以上に個性が感じられるので、もうちょっと濃いとバランスが良かったかもしれません。もしくは油揚げのように軽く油抜きをしてから戻しておくとか。とはいえ野菜のやさしい甘さとよく合ってなかなかおいしかったです。常備菜用にたくさん作ってしまったけれど、次の日に食べたらもうちょっと染みていい感じになっているかな?初めて使って初めて食べてみましたが、油麩、なんかおもしろいです。次に作るなら休日のお昼に油麩丼もアリかしらん。ふふ。

本日の一皿:
月の雫のみずたまり-cook110112
見た目ではお麩とはわからないかも