鎌倉に行くと、つい同じお店で昼食をとってしまうのだけれど、今月は既に1度行っていたので、たまには違うところで‥と、手元にあったガイドブックで探して行ってみることに。珍しく小人さんが乗り気だったのもあって、お店の前で並んでいるひとがいたけれどそこでおとなしく並んでました。歩道を通るひとの「いつもはガラガラなのに‥」という声に驚きながら待つことしばし、ドアが開いてお店のひとが顔を出し、「次の、2人のひと、テーブル狭いですが‥」と私たちに向かって言っていたけど、よく聞き取れず、特に確認されることもなかったのでその時はそのまま待ってみることに。思えばここで既に片鱗は見えてたのですね‥。
ややあって席に案内されたのだけど、正直なところ空いているのに片付いていないテーブルが多く、お店のオペレーションが良くない印象を受けました。席についてメニューを見、注文を取りにきてくれるのを待つ間、隣のテーブルのひとの料理が運ばれてきたのですが、4人分が出揃うまでにえらくかかって、最初の人が食べ終わっちゃうんじゃないかなー?くらいの時間にようやく最後のメニューが運ばれていてちょっと微妙な雰囲気に‥。まぁ、確かに時間がかかるとは言っていたけど、もうちょっとどうにかならないのかしら。注文時に最初は紅茶も頼もうと思ってましたが、「とりあえず食事だけで、他のものは後で聞きます」と言われてしまい、どうにもこうにも、まわってないんだな~という印象がどんどん強くなっていきます。お店の中も一人、厨房も一人じゃぁ、それはそうなのかもしれないけれど、でもねぇって思ってしまうのですよ。
とはいえきちんとしたところらしいし時間がかかるのも仕方ないかなと思っていたら、ちょっとした事件がありました。私たちの少し後に入店していたおばさまグループが注文しようとお店の人に声をかけたら、「今注文されてもできませんので」「立て込んでまして」という感じの返答をされたことに腹を立て、席を立ってしまったのです。‥でも、正直私もそれって正解だなーと思ってしまったくらい、接客態度はひどかった‥というか、一人でまわしているものだから、いっぱいいっぱいなんでしょうね。他にもお子さま連れで入ろうとしたひとに向かってピシャリと「お子さま連れはお断りしております」と高圧的にも聞こえるように言っていたりと、つくづくと、あぁ、この人は接客に向いてないな~ということが結構ありました。
そんなこんなで早々に紅茶を頼む気は失せて、とりあえず食事を待つだけといった感じでしたが、味についてはまだ期待がありました。最初に運ばれてきたのは小人さんのバスク風チキンの煮込み。彼はパンではなくガーリックライスをオーダーしたのですが、浅いお皿にライス+少し深めのお皿にチキン‥というのを想像していたので、カレーかなにかのようにライスにかかった状態で出てきたのには驚きました。まぁ、味そのものはおいしかったので良いのかな。少しして運ばれてきた私のビーフシチューを見てびっくり。つい早く出たいと思ってしまって今回は写真がないのだけれど、なんとパスタが沿えられてたの。これがねぇ‥ペペロンチーノとまではいかないけれど、バターとニンニクの風味が割としっかりついていて、シチューのソースや上にかけられたクリームとの相性が良くないことよくないこと‥。なにを考えて付け合せたのかと思うくらいにアンマッチ。シチューそのものも残念ながら私の好きな味の感じとはまた違い、まずくはないけどそれほど感激することもなく、なんだか淡々と食べてしまった‥。他に温野菜があるわけでもなく、お肉のジューシーさとかもいまいち期待はずれだったし、メニュー選択を間違えたなぁという感じ。
というわけで、味はそれほど悪くはないけど、雰囲気は最悪に近いお店だわ‥と思いながらのお昼ご飯でありました。あぁ、残念‥。もし、最初の通行人の言葉に「ん!?」と思っていたのなら、きっとこんなお店に入ることなくおいしいご飯になっていたのに、と思うとますます残念。それにしても、普段地元の人が行かないようなお店かどうかは、観光で来てわかるはずもないわけだし、ガイドブックって罪作りだな~と思ってしまった。もしかしたら掲載基準を疑った方が良いのかも。食事って味だけでなく雰囲気や接客だとかも諸々含めてトータルで楽しむものなのだから、ミシュランとまではいかないまでももうちょっときちんと見てほしいなぁ。
ちなみに今回の開花亭ですが、もしも誰かが行くと聞いたら‥結構本気で引き止めるかな。まぁ、ここまで大ハズレだったお店というのも久々だから、怖いもの(?)見たさで行きたいのなら止めませんけど。それにしても、初めて行くお店なら本だけでなく、口コミサイトでリサーチした方が良さそうですね。ちょっとお勉強しちゃったわ。はぁ~。
★ Shop Info : 開花亭
★ Tabelog : 開花亭 (カイカテイ)
