私は普段あまりおやつは食べません。まぁ、和菓子やケーキをちょいと無茶な感じで食べてしまうこともありますけれど、あれはあくまでもイレギュラー。普段はおやつやデザートと呼べるようなものを口にしないことが多いのですよ。単に夕食の時間が遅いからというのに加えて、私は「指でつまんで食べるもの」があまり好きではないというのもあるのかも。ポテチとかも好きなんだけどねー。1袋あけてしまうには少し多いし、なにより指先がべたべたするのが苦手です。なので当然ポテチを食べながらゲームをする、なんていうのは即却下。おしぼり必須でございます。

とまぁ、そんな感じなのですが、それでも私が日々手元にないとやっていけないと思っているのはチョコレート。午前中でも午後になっても、仕事の途中で眠たくなったりお腹がすいたら出番です。机の上に出しておくとPCのせいか融けがちなので、鞄の中に備えてあるのを取り出し、1つか2つ。眠気対策としてはあまり効果がないのかも、と思うこともあったりしますがひとまずこれで落ち着きます。チョコを常備しておくという習慣もそれなりに長く続いているので、所謂定番の品もあるのだけれど、今日のはそれとは別のもの。

この間1度CMを見た覚えはありますが、どれくらい認知されてるのかは結構謎かも。うたい文句の「利きチョコ」というのに私はくらっときたのだけどね。ちなみに何を「利く」かというと、通常のチョコレートって複数の産地で育ったカカオをブレンドし、割と平均的にならしたような味を出しているところ、それぞれの産地で採れたカカオだけを使用して風味の異なる3種類のチョコレートを作ったとのことなのです。つまり、チョコレートの味=カカオの持ち味ということになります。この辺のことはパッケージやらフタの裏やらに書いてあることなのですが、気になる方はこちらへどうぞ。最近やたらと増えてきている商品ごとの公式ページ。利きチョコの結果を書き込める掲示板もあるらしいです。ただ、先ほど開いてみたら結果のところが工事中らしくちょっとがっかり。

SINGLE CACAO 2005 | LOTTE

さてさて、気になる3種類の中身について。1番手は甘さしっかりまろやかミルクの『ジャワファンシー』。名前の通りジャワ島生まれのカカオ豆。お次はコクとキレのビターが美味しい『エル・ピラール』。こちらは南米ベネズエラにあるロッテの特定農園で作られているらしいです。そしてラストは華やかさとコクのハイビター『グレナダ』で、ここはカリブ海に浮かぶリゾート地でもあるんだとか。これら3種のカカオで作られた3種類のチョコレートには、味の目安として「まろやかさ」「酸味」「苦味」を★で表した簡易ガイドが付いてます。この★がいったいどの程度を表すのかはいまいちピンときませんでしたが、食べてみるとなるほどなぁと思える感じ。

フタの裏には食べる、いえいえ、利きチョコの順序も書いてあるので、まずはその通りに試してみるのが良いでしょう。ちなみにミルク→ビター→ハイビターの順番です。やっぱり利きものって、割と飲みやすい・食べやすいものから順に試すのが一般的な感じがします。まぁ、「利き○○」は今のところ未経験なので本当はそんなこと言ったらダメなんだけどね。

それでは最後に感想を少し。ミルクは甘味も結構しっかりあったのですが、それほど甘すぎるというわけではなくて、ミルクチョコが苦手な私も意外と食べやすかったです。あと、カカオの風味がほんのりあるのがいい感じ。ビターチョコは甘さも控えめ、私好みな濃さでした。甘味もほどよく苦味もしっかり、酸味がやや強いかなぁとは思うのですが、それほど気にせずいただける感じ。そして最後のハイビター。これはねぇ、好きか嫌いかで言ったらたぶん、好きの方になるとは思う。でもちょっと難易度高めかも。イメージですが、普段コーヒーはブラックじゃないと!と思っているような人が好みそうな感じかな。

メーカーの箱売りにしてはちょっとお値段お高めですが、なかなか面白いように思います。まぁ、さすがに2箱目となるとちょっとためらってしまうのだけどね。みんなであれこれ言いながら摘まんで食べるのがオススメです。