遠近法で描く中国 -2nd Season- -73ページ目

遠近法で描く中国 -2nd Season-

片手にピストル 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を。 

『ラブソング』  『ウィンター・ソング』 と2作続けて、ピーター・チャン(陳可辛)監督の作品を紹介しました。

本日は、手元にはないのですが、過去に観た彼の作品の紹介です。

 

前置きしますが、ここで結構なことを書いていますが、それほど香港映画に詳しくはありません。

ですが、90年代の香港映画には、華がありましたし、一番その魅力が光っていたとぼくは感じています。

 

『君さえいれば/金枝玉葉』

原題 : He's a Woman She's a Man 金枝玉葉

製作年 : 1994年

製作国 : 香港

 

故・張國榮(レスリー・チャン)出演の作品で、ぼくが一番好きな映画です。

共演は袁詠儀(アニタ・ユン)、劉嘉玲(カリーナ・ラウ)。

あらすじなどは、上記サイトをご覧ください。

劇中、レスリーがアニタに恋心を抱き始めるシーンがたまらなく面白いです。

アニタは女性ですが、劇中では男装をし、レスリーは「(男に恋している)自分はゲイなのか?」と本気で悩みます。

カリーナはまた、レスリーの恋人役での出演ですが、この奇妙な三角関係は、笑いと涙なしには、きっと鑑賞できないでしょう。


 

『月夜の願い/新難兄難弟』

原題 : 新難兄難弟 He Ain’t Heavy He’s My Father
製作年 : 1993年
製作国 : 香港

梁朝偉(トニー・レオン、)梁家輝(レオン・カーファイ)というダブル・レオン出演の痛快ホーム・コメディです。

他に共演は袁詠儀(アニタ・ユン)、劉嘉玲(カリーナ・ラウ)。

こちらの方が1年早い作品ですから、この女優コンビを監督はよほど気に入ったのでしょう。

あらすじなどは、同様に上記サイトをご覧ください。

ふとした出来事をきっかけに、タイムトリップしてしまったトニーは、結婚前の両親に出会います。

しかしそのままでは、父と母が結ばれないことを知ってしまった、息子トニーは?

自らの行動がその後の歴史を変えてしまう、そんな出来事の連続の中で、息子トニーと若き日の父カーファイに、次第に友情が芽生えます。

今は渋い役で売っている、トニー・レオンのコメディ・タッチの演技が最高です。

 

両作品とも、レンタル店などで見つけた時は迷わず、ご鑑賞ください。

以上、ピーター・チャン監督の作品をご紹介しました。

やっぱり彼はラブ・ストーリの巨匠といえますね。

 

香港の映画監督ピーター・チャンによる、真実の愛とは何か、を問うた映画です。
主演は、日本でもお馴染み金城武と中国の美人女優周迅(ジョウ・シュン)の共演です。
そして三角関係のもう一人には、先日から歌で我がブログ登場の、張学友(ジャッキー・チュン)登場なのです。

 

映画の中では、映画人たちが描かれています。
すなわち、映画を撮る人たちを追ったストーリィなのです。
金城武と周迅はその演者として、張学友は劇中の監督として描かれます。
途中から、張学友も監督権俳優として、演技に関わってゆきます。
金城武と周迅の過去の恋愛、そして10年後の現在が、現実と劇がシンクロする中、静かに描かれてゆきます。

 

見どころは、七変化ならぬそれ以上の、周迅の美しさの表現でしょう。
素顔、お化粧、衣装、そして素顔、どれをとっても最高です。
それだけでも観る価値のある映画です。
そして最後の最期までわからない、愛の行方。
ラスト・シーンで周迅が涙を流すシーン、これが最も美しいとぼくが感じた彼女でした。

 

そして張学友に関しては、その演者としての魅力に酔ってください。
「夜半歌聲」で故・張國榮(レスリー・チャン)が演じた役のような、迫力あるジャッキーの演技を楽しんでください。

 

英題:PERHAPS LOVE
中国語題:如果・愛

 

なんで「ウィンター・ソング」なんでしょうね。

ラブストーリーの巨匠、ピーター・チャンといえば、ぼくも大好きな名作『ラブソング』の監督です。
こちらの紹介は、過去記事「「甜蜜蜜」を聴きながら」 でどうぞ。

 

ウィンター・ソング
¥3,200
Amazon.co.jp

 

 

副題:Time Line Therapy And The Basis Of Personality
著者:タッド・ジェイムズ&ワイアット・ウッドスモール
訳者:佐藤志緒
監修:田近秀敏
発行:ヴォイス(単行本)

ジャンル:心理学/セラピー


この本を読んでいて驚いたのは、原書が発行されたのが1988年だということでした。
日本語訳の初版発行が2007年ですから、アメリカより20年後の邦訳出版ということになります。
ぼくはこの本をNLPの基礎を学ぶつもりで入手したのですが、実際はNLPの重要スキルである「タイムライン」を解説した本ということなのです。
もちろん、NLPについては最初に簡単な解説がありますので、初心者でも読み進めることができるでしょう。
著者のお二人とは、タイムライン・セラピーの提唱者で全米催眠療法協会会長のタッド・ジェイムズ氏、そして国際NLPトレーナー協会の共同設立者であるワイアット・ウッドスモール氏です。
監修者の田近氏は全米NLP協会認定トレーナーという肩書を持っていらっしゃいます。


目次


ご注意


第1部 序論
第2部 タイムライン・セラピー
第3部 メタプログラム
第4部 価値


用語集
あとがき



まず申し上げたいのは、ぼく自身がカウンセリングやセラピーに関することを専門的に学ぶのは、この本が初めてだということです。
ただNLPという概念とその感覚チャネルに関しては、過去にあるメルマガで知ることができました。
ここではそのメルマガではなく、ブログを紹介しておきます。
「姫先生のおめめ」
http://blog.goo.ne.jp/hime1961/

彼女はある養護学校の先生でいらっしゃいます。
彼女はNLPの理論や手法を使いながら、健常な生徒よりも感覚的な鋭さ、優位性をもった生徒たちを指導していらっしゃいました。
このNLPによる五つの感覚チャネルを、次にご紹介します(P13より引用)


●視覚(私たちが目にするもの、また他者が自分をどう見ているかも含む)
●聴覚(私たちが耳にする音や言葉、また他者の言葉のとらえ方も含む)
●身体感覚または外的感覚(誰かや何かの感覚、またそれらの圧力や質感も含む)
●嗅覚(におい)
●味覚(味)


この5つの感覚チャネルを、ジェームス・スキナー氏はその著書『成功の9ステップ』の中で、情報アクセスモード(VAKOG)という言葉を使って表現しています。
お手持ちの方は、ぜひその115ページをご覧ください。

どうでしょう、少しはNLPについて興味を持っていただけたでしょうか。

本の内容については専門的なことも含まれていますので、興味のある方の読み方次第で、価値のあるものにもないものにもなるでしょう。


訳者は「あとがき」でこのように述べてくれています。
「この本は、人の個性形成の決め手となる三つの要因、すなわち[タイムライン][メタプログラム][価値と信念]について詳説した一冊です。(419頁)」
続いて監修者の「あとがき」からです。
「NLPタイムライン・プロセスは過去の痛みを癒すセラピーとしての観点からも、望ましい未来を創っていくコーチングとしての観点からも非常に魅力のある道具です(425頁)」
これ以上の言葉は、必要ないかもしれません。


ぼくの経験としては、『胎内記憶 バース・トラウマの秘密』(七田眞&つなぶちようじ著) から学んだ「生まれ方」に続く、セラピーに関する書籍となっています。
これまでに「どのように生まれたか」によって発生する、トラウマがあることを学びました。
しかし、人は生まれた後の環境によっても重度のストレスや、大きな障害を心の奥深くに作ってしまうものなのです。


最後にこの本から、そのタイムラインについて説明しておきます。
「あなたは過去を自分なりの方法でアレンジし、未来と区別できるようにしています。(中略)
あなたが過去および未来の記憶を自分なりの方法で符号化しているからにほかなりません。(中略)
ほぼすべての人が時間を線状に保存しています。」(33頁より引用)

この、線状に保存された過去から未来のことを、タイムラインと呼んでいます。
そしてタイムライン・セラピーとは、一種の催眠療法を使いながら、そのタイムラインにクライアントを導き、自由自在に過去から未来へ旅をさせるような手法を使う、セラピーなのです。
ぼくが読んでいて感じたのは、アニメ「ドラえもん」に出てくる、"タイムマシン"のイメージでした。




最後に、あなたの貴重な"数分"を募金のために使わせてください。
☆クリック募金★
http://www.dff.jp/
http://clickbokin.ekokoro.jp/
ありがとうございます。