発行:角川書店 / 2007年6月 / 新書(角川oneテーマ21)
ジャンル:評論(組織論)
以前書きましたが、奈良のベルガーさんから戴いた書籍です。
ぼく自身の勉強不足か、ちょっと理解不足です。
何度か読み返す必要がありそうです。
[目次]
第一章 日本人の家族型組織論
第二章 契約の「上下関係」と「相互関係」
第三章 日本人の組織が持つ二重拘束性
第四章 ユダヤ人に学ぶ口伝律法
第五章 日本人の”盆地文化”
第六章 空間的組織観と時間的組織観
第七章 組織の解体性と再生の必要性
第八章 聖なる世俗組織”キブツ日本”
第九章 「知」を窒息させる「信」の肥大化
第十章 組織と個人の矛盾
第十一章 組織を"読み"、”注記”を加える
第十二章 “索引づくり”による組織の再構築
あとがき 附注者として
共感した箇所のご紹介です。
「(これを探るには、)徳川期に”聖書の如く”読まれた本を探せばよい。そういう本の数は、決して少なくないが、最も長期にわたり、最も広く深く読まれ、その思想の一部が『教育勅語』に要約されるという形で、戦前まで決定的な影響を与えたものは、貝原益軒の『大和俗訓』である。」(20頁)
「前回記した「信」と「知」の問題、神聖組織と世俗組織との関係という問題、およびそれが日本の現実の体制にどうかかわるかという問題を、最初に的確に捉えた日本人は誰かといえば、それは新井白石であった。この点、白石は「五百年に一人の人」であり、われわれは今なお、白石の提示した問題点を解決し得ていないといえる。」(162頁)
西洋と日本における契約の思想の対比はとても興味深いものでした。
この本は1970年代にかかれた論文の再編ということですが、自分が読んで理解できない部分があるというのは、この国全体の、あるいは現代に活きる自分自身の国語レヴェルが、当時より下がっているのでは、という思いが湧きあがってきました。
日本人と組織 (角川oneテーマ21)/山本 七平

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