発行:新潮社 / 昭和62年3月 / 新潮文庫
ジャンル:小説
日本を発つとき、持ってくる予定の書籍を全部パッキングしてしまい、機内読書のために本棚から引っ張り出した小説です。
そしてその本をまた別の旅のためにパッキングしている最中に見つけ、読みかけであることに気付き、やっと読み終えた本です。
ハワイを舞台にして、主人公を「ぼく」と称し、主人公はライターという職業で、この島でストーリーを書く、という内容設定は片岡氏の常套手段ですが、それでも読み込ませる魅力があります。
「ぼく」がストーリー探しから始めて、いろいろな人に出会い、また再会し、ストーリーを練り上げ、こういう風に書くのだという時間軸に沿った流れがそのまま、小説の内容です。
マックという日本人の写真家に出会う場面があり、写真家はハワイの波の写真と波乗りの写真を主人公に見せます。
そしてマックが撮ったとされる写真が、この小説の冒頭にカラーで数ページに渡って掲載されています。
秀逸なのは巻末の津野海太郎氏の書評というか、片岡氏の人物評です。
彼の作品を愛する読者なら、きっとその文章のどこかに、
あるいはすべてに、共感できるはずです。
時差のないふたつの島 (新潮文庫)/片岡 義男

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