『40歳を過ぎたら、好きなことをやれ!』(評価★★★★☆) | 遠近法で描く中国 -2nd Season-

遠近法で描く中国 -2nd Season-

片手にピストル 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を。 

副題:生き方の知恵、死に方の知恵
著者:今泉正顕
発行:三笠書房 / 2005年9月 / 文庫本
ジャンル:人生

これからの人生の「目標」と「設計図」をどう描くかをテーマに書かれた本です。

[目次]

はじめに 「人生の値打ち」は四十代からの生き方で決まる!

一章 人生後半の「企画書」の立て方 
 ”終わりから逆算する”から見えてくる!

・折り返し地点、あなたはどう曲がりますか?
・”天気”に左右される生き方をするな!
・「イザとなれば誰かが守ってくれる」は錯覚

二章 四十代から生まれる「人間的魅力」
 年を重ねるほど賢くなる人、愚かになる人

・男からも女からも「人望がある人」になるために
・「人間的魅力」はどこから生まれる?
・年齢にふさわしい、この「賢さ」を持っているか?

三章 四十代、人生の優先順位の決め方
 「大物」になるか、「小物」で終わるかの分かれ道

・人生の後半戦、何を目標に生きるか?
・今、このときこそ”足元”を固めよ
・「仕事の設計図」が頭に描けているか?
・男四十代、大物になれる人の”気配り”

四章 四十代の遊び方、ここで愉しみなさい!
 「本当にやりたいこと」を実現するための考え方

・”やり残し”という荷物を背負っている人は
・人生のオンとオフ 頭を切り替え、”遊び心”を持つ
・人生を愉しむための、ちょっとした”冒険心”
・大人の遊び方 これだけは知っておけ!
・”遊び方を知っている人”の好感度

五章 「独りになっても強い人」になる!
 これからの人生を「誰と」「どんなふうに」過ごすか

・「以心伝心」は通用しない
・年を取るほど、友を多く持ちなさい
・人間、最後はみな「独り」になるのだから

六章 いい年の取り方、悪い年の取り方
 その人の”器量”はここに表れる

・年とともに賢くなる人、愚かになる人
・五十代、六十代を笑って過ごすプログラム

七章 養生訓 これを知らなければ一生損をする
 マジメすぎる人間ほど人生を楽しめない

・三六五日を「上機嫌」で過ごすために
・医者、病院、薬 ここをしっかり見極めよ
・「わかっちゃいるけど、やめられない」なら、ほどほどに楽しもう

八章 「人生の達人」たちから何を学ぶか?
 生き甲斐を持つ人の、人生の愉しみ方

・”自分の人生”を生きた人々
・こんな凄い生き方もある!


共感した箇所のご紹介です。
「四十歳までは、親が創ってくれた顔
 四十過ぎからは、自分が創った顔
 男でも、女でも、顔は「自分の履歴書」だ
 「いい顔」を創るには、時間がかかる」(18頁)

「「四十歳になったら惑うべからず」
 孔子は”四十不惑”と言った
 自分なりの「人生の企画書(シナリオ)」をつくり
 ”計画的に老いる”ことを教えている」(22頁)

「人に接する時は、暖かい春の心
 仕事をする時は、燃える夏の心
 考える時は、澄んだ秋の心
 自分に向かう時は、厳しい冬の心」(26頁)

「中国・南宋時代の官吏であり、哲学者であった朱新仲が書いた『人生の五計』というのがある。「帝王学」の師と言われた安岡正篤氏がよくこれを説かれていた。

一、生計 われいかに生くべきか
二、身計 われいかに身を立てるべきか
三、家計 われいかに家庭を営んでいくべきか
四、老計 われいかに老いていくべきか
五、死計 われいかに死すべきか」(30頁)

「作家の吉川英治さんが、色紙を頼まれると好んで「吾以外皆吾師」と書かれていたが、小学校も満足に出ないで、生活のためにいろいろな職を転々として、苦労しながら大作家になっていった。自分の半生を振り返ると、自然にこの言葉が浮かぶのであろう。」(51頁)

「「下問を恥じず」という言葉がある
 「学ぶ」ためには、上下、貴賎は問わない
 とくに自分より下の部下や後輩からも
 謙虚に学ぶ姿勢を持つべきだ」(52頁)

「仕事にも人生にも、「優先順位」がある
 そのサバキができないのは、グズな人間だ
 「忙しい仕事は、忙しい人に頼め」
 という要領、感覚(センス)を磨けば簡単なことだ」(62頁)

「「優先準備」を決めると同時に
 自分なりの「締め切り日」も設けよ
 目標達成の期日があいまいだと
 とかく腰砕けになりやすい」(64頁)

「(たとえば、)四十代で、八十になったらどうしよう、八十になる四十年後の社会はどうなるだろう、という遠大な計画も悪くはないが、時代の変化はものすごく速い。今からあれこれ考えても取り越し苦労だ。まず、今に生きることだ。」(77頁)

「「はじめに終わりを思う」」
 これは『聖書』にある言葉だ
 あなたは「残りの人生」を
 逆算したことがありますか
 自分だけの「時間割」ができていますか」(90頁)

「人生の「時刻表」は、
 固定したり、細分化したりせず
 大雑把でいい
 状況の変化で行き先が変更できるように
 「人生の旅」は片道キップなのだから」(96頁)

「「会社人間」と同時に「趣味人間」になれ
 「四十の手習い」を恥じずに始めよ
 交友の輪が広がり、意外な発見がある
 人生が豊かになり、楽しみが増える」(108頁)

「「出会い」と「縁」は不思議な関係だ
 いい人に出会えば「良縁」が得られる」
 悪い人と出会えば「腐れ縁」が続く
 人生の幸・不幸は
 すべて「めぐりあい」だ」(132頁)

「神戸大学教授などを務めた人生学の師・森信三氏は、友だちの中でも畏友についてこう述べている。
「畏友と呼びうる友を持つことは、人生の至楽の一つであるといってよいだろう。つまり畏友とは、自分が常に”及び難し”との考えを抱いている親友であるから」」(135頁)

「「一笑一若(いっしょういちじゃく)・一怒一老(いちどいちろう)」
 「笑う門には福来る」
 ニコニコした「朗(老)人」を目指せ」
 自分もまわりも居心地がいい」(162頁)

「江戸時代の蘭方医、蘭学の祖といわれた杉田玄白は八十四歳で亡くなったが、古希を迎えたとき、「養生七不可」という自戒の言葉を書きとめている。

 一、昨日の非は恨悔(こんかい)すべからず
 一、明日の是は慮念(りょねん)すべからず
 一、飲と食とは度を過ごすべからず
 一、正物にあらざればいやしくも食すべからず
 一、事なき時は薬を服すべからず
 一、壮実を頼んで房を過ごすべからず
 一、動作を勤めて安を好むべからず」(170-171頁)

「天から授かった生命を
 粗末にしないことを「養生」という
 「病は気から」
 昔も今も「養生訓」の第一は
 ストレスをためないことだ」(172頁)

「「にんげんだもの、いろいろあるさ」」
 生きる勇気と、いのちの喜びを
 やさしい言葉に乗せて伝えた
 「いのちの詩人」相田みつをさんの生き方」(208頁)


タイトルが個人的には好みではないため、星4つの評価ですが、
内容は簡潔明瞭で、読みやすい本でした。

40歳を過ぎたら、好きなことをやれ!―生き方の知恵、死に方の知恵 (知的生きかた文庫)/今泉 正顕

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