昨日の勉強会。
昔の職場の話ですが・・・とお話をしてくださった50代の女性。
結局その方が職場を去る理由にもなった出来事だったようで
当時も、そして職場を去った後も、ココロの中の葛藤がずーっと
続いていたようで、思い出したかのように時折涙が・・・。
その話を聞いて、「みんなちょっとずつ悪い」と、私の師匠がつぶやきました。
「みんなちょっとずつ悪い」とは
 流石、なかなかうまいことを言うなあ、と思いました。
「みんな」という言葉には こには自分も含まれていると思いました。
 禅のことばに「回光返照(えこうへんしょう)」というものがあります。
 私たちは、他人からどう思われているのだろうか、
 どう取り繕えば良く見てもらえるか、などなど、
 自分の外からの目に意識が行きがちです。
 そして一方で、自分自身のことは案外見えていないかもしれません。
 少なくとも、私はそうなので・・・。(^_^;)
 見失いがちな自己に光を当て、
 自分自身の本来あるべき姿を明らかにすることを「回光返照」は教えています。
 よく、カウンセリングの本に書かれている
 自己探索とにているのかもしれません。
 道元禅師は「回光返照の退歩を学すべし」と述べられています。
 退歩とは一歩退いてみることです。
 自分自身を見つめ直すことは、そんな謙虚さともつながっているのかな・・・
 と、「回光返照」と静かに語った師匠のお話が、
 腑に落ち ちょっと心地よい気分で、帰りの新幹線に乗車しました。