暮れからこちらに帰ってきていた長男が
今日また行ってしまいました
長男がひとり暮らしを始めてから
3年目になります
もうこんなことにもなれてはきたけど
やはり帰るときには
胸がきゅんとしめつけられてしまう
未熟なわたし
長男は大学を卒業して
就職し、一年弱は自宅から通っていたのですが
通勤に時間がかかり
朝は5時起きだったかな~
帰りは遅いしで
みていてかわいそうなくらいでした
ひとり暮らしをすることが決まった時
正直・・・
ショックというか
とうとうそのときがきたんだ・・・みたいな。
さみしい・・・
そんな気持ちが一番に先走り
できることなら
行かないで
やだよ
さみしいよ
喪失感
だけど
これは彼にとっては一番いいこと
ひとり暮らしの夢が叶ったんだから
通勤がなんといっても激近いんだから
身体がとっても楽になるし
自由で楽しく暮らせる
もうオトナなんだ
ぐるぐる
ぐるぐる
納得させようとする自分
だけど感情は揺れ続け
引越しが近くなる頃には
夜な夜な布団で泣いていました
その頃には第三段階の気持ち
これから巣立っていく息子に
ちゃんと親としての役目を
果たしてあげられたのだろうか・・・
生まれてこれまでに
してあげることはずべてしてあげたのだろうか・・
彼のために
親としての役割をきちんと果たせたのかな。。
すべてしてあげられたのかな・・・
だいじょうぶだったのかな・・
ううん、やっぱりできてないよ
ちゃんとできなかったことたくさんあるよね
ごめんね
ごめん・・・
たくさんやりのこしてるよね
後悔
懺悔
心残り
なんかもう悲劇のヒロインみたいでした
それが
あるとき
きらりと光が降りてきました
息子になにをしてあげたか
してあげなかったか
そんなことじゃない
そんな傲慢で
自分勝手な気持ち
エゴ以外の何者でもない
真実
私は
長男であるこの子が
生まれてきてくれたことによって
初めて
親・・・
というものになれた
親になることができた
息子が
私を親というものにしてくれたんだ・・・
親が子供にしてあげるのではなくて
子供にたくさんのことをもらったんだな・・・
それがわかったとき
本当に一瞬にして
自分が変わりました
感謝
感謝
ありがとう
生まれてきてくれて
本当にありがとう
親にしてくれてありがとう
息子に感謝の気持ちが溢れて
また涙も溢れ
結局いつもよく泣くのですが・・・
息子と一緒に
一歳から始まった親年齢も
息子と同じ年
まだまだ未熟でいいんだな・・・
気付かせてくれて
ありがとう
もうその日から
夜な夜なの泣くことはなくなりました
さすがに引越しの前日は嗚咽してましたけど
それはよく成長してくれたな~って
感慨にひたる涙ってことで
気持ちは明るく吹っ切れました
私にとって
とても大切な
気づきのひとつとして
たまに取り出しては再確認したりしています
先日引いて、納得したカード
また引くかも・・・
って思っていたら
やはり引いちゃいました
昨日だったかな・・・・寝る前に
天使さんごめんなさい・・・
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました
大好きです