コロナ禍で「パパ活」という、男をその気にさせてお金を巻き上げるという令和の援助交際が話題になった。
でも援助交際と一線を画していると感じる「愛人業」
パパ活との違いを一言でいえば、「貢いでくれる男性との関係が希薄なのがパパ活、貢いでくれる男性の影響力が強いのが愛人関係」だと思う。
ウレぴあ総研の「mimot.」で
コラム「結婚どころかいつの間にか…普通の女性が「愛人」になったきっかけとは?」の人気がロングセラーになっている。
女性にはある種の「愛人願望」があったり、また知らない世界を覗き込みたいという好奇心が「愛人」というテーマに敏感に反応したからだろう。
https://ure.pia.co.jp/articles/-/2167863
https://article.yahoo.co.jp/detail/c237c4e38a076afe413f444dfb01d09586718e0f
愛人になった女性に共通しているのは、寂しがり屋。
そして「貢いでくれる男性」の経済力を愛していること。貢いでくれたお金によって、自分の生活が豊かになると精神的な安心も得られるから。
でも愛人は、たとえ永遠の愛を誓ったとしても、相手の気持ちや状況が変化することによって、愛人契約が一気に壊れてしまうという危険性がある。
妻に比べたら、愛人の立場はとても不安定で、そのため愛人契約中に、他の男性と結婚したいという、普通の結婚に憧れることもあるが、自分からやめられないのは、愛人の生活が「やっぱり楽」と思うから。
つまり自分で自分の人生を切り開いていくのではなく、「愛人」という他力本願で生きていく方が楽と考えているからです。
将来が不安だから、今が楽だから、それでいいよ。
そんなふうに現状維持で生き抜くことは難しく、自分も相手も新しい出会いや出来事のよって、関係も時間と共に変わっていくことのほうが多い。
愛人を続けることによって、自分がどう変わるのか。実はそのことをあんまり考えていないのが、愛人というものなのでしょう。
もちろん、愛人関係という領域を超えて愛し合うようになった男女は、精神的にさらなる段階へと昇りつめた関係になりますが、今回私がテーマにした「愛人」は、領域内の男女のことなのです。