今日は、知り合って2ヶ月で電撃結婚したアラサー過ぎの女子友とランチ。
超リアリストの彼女にいわせると、
セレブとの結婚は、20代始めで80%。後半で60%、30代で30%、40代で10%だそうだ。
若くて綺麗な方が有利だという意見は、もっともなことかもしれない。
「セレブパーティなんで、似合わない。あなたの面白さを知ってくれる男性は、
他のところにいるよ!」
と、これまた超リアルなコメント。
若さや美しさは、いずれは失せてしまうもの。
だったら、一緒にいて楽しい相手なら、続くのではないかと思うのだが、
それを受け入れるような男性は、あんましセレブじゃないかもしれない。
セレブを探してパーティに行ったわけじゃないけど、
心のどこかで期待はあった。
余計な期待はこの際捨てて、自分の理想と身の丈をすり合わせながら、
出会いを探すべし、なんでしょう。
でも百聞は一見に如かず、良い経験になったし、ネタにもなりましたね☆



さて、超リアリストの彼女と色々と話をしているうちに、
知り合いの女性が振られた相手が、ロマンチストとわかり、
嫌われないためのロマンチスト男の対処法なるものに話題が移った。




「ロマンチストはロマンチストが好き」
というのは、ある芸術家の言葉だ。
でも、芸術家同士の恋愛は、あまりうまくいかない傾向にある。
その時は、誰よりも燃え上がるけど、
一瞬で燃え尽きてしまうような、はかなさも合わせ持つから。
ロマンチスト同士なら、恋愛のエッセンスもたっぷりなのに、
なぜか傷つけあったりするのは、どうしてなのだろう。



ロマンチストは「傷つく」ことが大嫌い、というより、
免疫力が乏しいような気がする。
相手の一言で、「これは言って欲しくない」、つまり地雷を踏まれてしまったら、二度と元に戻せなくなることもある。
相手を「ガサツ」と感じると、やり直せなくなる。繊細だから。
私も過去に、「傷つけたかな?」という夢見心地の男性がいたが、
でも傷つけたという痛手はかなり大きかった。
つまりロマンチックな男性との恋愛は、
甘く切ない恋の醍醐味たっぷりなのだけど、
その一方で、相手を傷つけてしまったら、その刃物で自分をも傷つけてしまうこともある、

ということなのだろう。
だから
ロマンチストな男性と破局になってしまうと、
二度と会えないという運命も当然だ。
その時の自分の傷も思い出すから。


恋をするならロマンチックな男がいい。
恋だけの関係なら、最高の相手だ。
でも結婚という現実を、ロマンチックな男性と共有するのは、難しいかもしれない。
この場合、成功するためには、女性が超リアリストでたくましく、
ロマンチスト男を現実の荒波に負けないように、ぐいぐい引っ張ってあげるぐらいじゃないと。



私はかつて長い間つきあっていた男性から
「僕が知っている女性の中で、一番ロマンチストだ」
と言われて、びっくりしたことがある。
その男性こそ、ロマンチストだと思っていたけど、実は結婚相手を選ぶときは、かなり現実的だった。
長男で親と同居と定められていた彼は、身内から紹介された女性と見合い結婚した。
幸せな結婚かどうかはわからないが、
身内が納得する結婚というのは、ロマンから遙か彼方にある。

周囲が認めてくれる人こそ、恋愛より勝るという考えが、

彼の結婚だった。




今日は超リアリストの女友達から
「あなたがもっていない現実さを持っている男性とつきあってみたら」
と言われ、苦笑してしまった。
自分がないものを持っているというのは、魅力的だが、
ないものの部分をどこまで許容できるのだろう。
それも含めて、自分の知らない世界を持っている人とのつきあいは、
冒険だ。

それも恋の醍醐味なのかもしれない。きっと☆