今日はゲイの友達Mとイタリアンでランチ。
Mはこのブログを開始してから知り合ったまだ新しい友達だけど、
とっても優しい。
Mが分析するところによると

ゲイには二種類あって、女性を寄せつけない(つまり女嫌い)のハード・ゲイと
Mのようにフェミニンな雰囲気を漂わせる
いわゆる“色気”のあるゲイに分かれるとか。


Mと一緒にいると、何だかほっとできるのは、
私の中にある男の部分を隠さなくてもいいからでしょうね。
つまり素直になれるってこと。
これは異性として好きな男の前で“素直”になるのとは、ちょっと違う。
好きな男の前での“素直”は
実は性的な関係を経てから、自分をさらけ出せるということ。
他の男性が知らない秘密を共有しているという共犯者のような関係だから。


でもMのように
わざわざ男女間の秘密を共有しなくても、
彼の人間的な温かみや、女性も男性も気づかない独特な見方に感心しながら
素直になれるってことは、
友情を感じているから?


Mには彼氏がいる。
彼氏以外と、セックスはしないのかと聞いてみた。
すると
「他の男とセックスしてもいいけど、ココロは彼氏のモノ」なのだそうだ。
だから
チャンスがあれば、Kクン好みの美少年や、限りなくゲイ&バイセクシャルな噂のある作家Yと、ぜひ!
とのこと。(目を潤ませるところが、可愛い!)
でもあくまでも食事は一緒にしないと主張。
なぜ?


「食事しないの?セックスはしても?」
「そう。だって食事するってことはデートってことでしょ」
「女性はまず食事よ」
「そうなんだよね。彼氏のいる女性まで、他の男と食事をしているなんて、ゲイには信じられない」




ふ~む…
女性が男性と食事をするのは、まず偵察をするため。
つまりリサーチ。
一緒に食事をすると、だいたいその男性のことがわかり、
セックスでは、さらに本質まで見えたりする。
女性はココロとカラダが結びついている場合が多いから、
セックスをすることによって、
相手との関係を深めたい。
でも子供を産む性だから、アクシデントも避けたい。
だから好きな相手を知りたいと思うなら
まずセックスではなく、
食べることから始まる。


でもゲイのMは
「まず体の関係から」
なのだ。
体の関係が良ければ、ココロへ。
でも恋人がいるから、体だけでココロへは移行しない。
真面目なMは
ココロだけは恋人へ捧げている。



Mの話を聞いていると
普通の男女関係って、何だかイビツなような気がする。
だって彼女が他の男にふらふらっと気持ちが移ってしまうと
男性は「ココロよりカラダ」を重視して
肉体関係があったことに対して腹を立て、
女性が謝っても許せないと、自ら関係を終わらせてしまうことが多いから。
女性のほんの気の迷いを許し、
自分を愛していることを再確認して
再び彼女として迎え入れる男性というのは
よっぽど彼女を愛しているか、
自分にも落ち度があったと認めているかどちらかだろう。


極端な例かもしれないけど……
岡本太郎の母親・岡本かの子は家に愛人を同居させたという。
夫で漫画家の岡本一平はそれを許していた。
夫婦の間には、宗教のような精神世界が広がっていたのだろうか?





脱線してしまいました。
元に戻します。
男性が女性の浮気を許せないのは
所有物だと思いこんでいるからでしょうね。
でも
ゲイの世界で所有物というのは、ココロの問題であって、カラダの問題じゃない?


“食べる”ことは
男性と一通りの恋愛を経験した女性なら誰でも
セックスに深い関わりを持つ、ということを知っている。


花柳界の芸者達は、
お座敷では一切食べ物を口にしないという。
売るのは“芸”であって、“性”ではないということでしょうね。
芸者と食事をするというのは、旦那かそれだけの関係だという証拠で
花柳界では、とても重みのあることなのよ、きっと。




私にはこれまで食事を一緒にしてから
ゲンナリしてしまった男性が3人ぐらい、います。


一人は、食事のスピードが早すぎること。
シャンソンの音楽会に誘ってくれた年輩の男性で、
終わってからお寿司屋さんに連れて行ってくださったところまでは、言うことなし!
ところが「松」だか「竹」だか「梅」だか忘れたけど、
お寿司のコースをとってくださった時に、その方がいっぺんに平らげてしまった!
私はびっくりしたが、
コース以外に単品を頼むかと思って、私なりのペースで食べていたけど、
一向に追加注文をする気配がなかったので
「もう食事は終わったんですか?」
と聞いてしまった。
すると「そう、終わったの」。
あの時は、焦りましたね~
早く食べようとして、会話もそこそこ。
取り残されたような気分でした……


それから
食事のはずが
「お酒を飲んだら食べない」と言ったカメラマン。
私も遠慮して、あまり注文しなかったけど
私の食べている様子をじーっと見ている、いわゆる変態!
帰りの電車の中でも
私の口元だけをじーっと見て、
あ~キモかった~



Mと食事の話をして再認識したのは、
女性にとって食事は相性を図る物差しだってこと。
好きな男以外、二人きりで食事なんかしないほうがいいけど、
相手に対して好奇心がある場合、女性はついつい…
ふう、
トキメキを感じないなら、二人きりじゃなくて、複数で食事をするほうが無難かもね。


そうそう、Mからの忠告。
「食事に一緒に行こうとしない男は、その女性を単にセフレと思っている」。


食事って、セックスの第一の関門というより、きっとココロの目安なのね!