昨夜サッカー日本代表が
8大会連続でW杯出場を決めた
30年以上前日本のサッカーは
世界からは遠くかけ離れたレベルだった
カズが出ないW杯なんてと言ったところで
実際に出なくても(そのせいもあってか?)
初めてW杯に出ることになった
もちろんその当時は出ることだけでも
奇跡のような話で日本中が大騒ぎだった
その後 W杯に出場するものの
予選を突破出来たりできなかったりをくりかえし
いつのまにか「参加することに意義がある?」
などと揶揄されるようになった
一方野球の方も その昔日米野球の時代
日本の野球は少年野球と言われ
その差が歴然だったことは言うまでもない
しかしその意識を変えたのは
第1回WBCで戦ったイチローや松坂など
世界を相手にした侍たちだった
そして今 大谷やダルのように
世界を席巻する日本人プレイヤーが活躍する
まさに「あこがれることをやめましょう」の世界
そしてそれはサッカーにも浸透していく
決勝トーナメントに行くことが目標ではなく
昨夜の選手のコメントは口々に「優勝」と
いう言葉が口をついた
日本の野球が世界一をとったように
日本のサッカーも今ほとんどの選手が
海外のチームで戦ううちに力が付いてきた
だから日本がW杯優勝と言っても
誰も笑わなくなった
もちろんまだまだ道のりは遠いだろう
それでも今年のチームなら
(出ている11人だけでなく)
もう夢ではないかもしれない
かつて個人の技術でやってきた久保選手が
昨夜は「チームのため」という言葉を
何度も口にしていた「チームのため」として
やった結果があのゴールになった
彼にもわかったことがあるのだろう
野球もサッカーも頂点をめざす
日本のブルーが世界を包みこむことを祈る