あらかじめ言っておくが

 

私の父は生粋の国鉄マンで

 

私がこうしてあるのも

 

国鉄のおあkげであることに違いはない

 

 

父は列車の検査をする仕事に

 

従事していて その資格を取るために

 

まさに血のにじむような努力をした人だった

 

家ではともかく仕事には厳しい人だった

 

 

そして国鉄からJRに変わった

 

ちょうどその時に定年退職を迎え

 

国鉄をやめて20年ほどで亡くなった

 

 

さて前置きが長くなったが

 

昨日のJR貨物の脱線事故は

 

またも旅客者の足を止めることになり

 

大きな影響が出た

 

 

数年前 甥っ子の大学受験に引率した時

 

やはり脱線事故があって

 

長万部と伊達紋別までの間を

 

代行バスに行ったことがある

 

 

たまたま余裕を持って(下見を兼ねて)

 

1日早く行くことにしていたのでよかったが

 

取っていた指定席は通用せず

 

全席自由席だったので何があるかわからないので

 

6時の始発に乗るのに車で10分で行くのに

 

5時には家を出てホームの行列に並んだ

 

あれがもし当日に行くことになっていたら

 

たぶん甥っ子は試験に間に合わなかったことだろう

 

 

 

今朝の新聞に破断したレールが出ていたが

 

あそこまで摩耗していても

 

気が付かないなどということが

 

あるのだろうか

 

 

JR東海では5年に1度は

 

踏切板を全部はがして検査するという

 

しかしJR北海道ではそれをしないらしい

 

いつも事故が多いのは森ー長万部間で

 

しかも海岸から近かったり

 

あたりに民家がないことが多いのは

 

素人が考えてもわかりそうなものだ

 

 

 

なぜしないかというと

 

人員とお金がないから(ーー

 

我が家も線路際に家があるが

 

新幹線が通った頃から保線区の人が

 

全く来なくなった

 

だから線路際は雑草だらけで

 

ともすると線路に草がかかったりする

 

 

事故が起きてから慌てて直すくらいなら

 

最初からきちんと検査をしていれば

 

防げた事故ではないのか

 

もっと言えばもしこれが貨物ではなくて

 

旅客車だったら大惨事だったかもしれない

 

 

JR北海道は赤字続きで

 

國を始めさまざまな支援を受けながらの

 

自転車操業なのかもしれない

 

でもどこかでこの負の連鎖を断ち切らなければ

 

いつか後悔する日がくるかもしれない

 

 

我が家のあたりで脱線したら

 

家にいる私はこんなことを書くことも

 

出来なくなると思うと

 

ぞっとする(ーー