いつも事務所にゴミ回収に
来てくれるおじさんがいます
破片1枚落とさず拾っていく
きちんとしたおじさんです
そのおじさんがさっきゴミ回収に
来ていてふと気づきました
おじさんは私が分別してる
プラスチックごみの袋を
おもむろに燃えるゴミに入れている
この街の約束は燃えるゴミに
入れていいプラゴミは
洗っても中身の汚れが
とれないものと決まっています
それを確認して分別しています
何の気なしにおじさんに聞いてみました
「そのプラゴミ燃えるゴミに入れちゃうの?」
「はい」とおじさんはこともなげに言います
人がちゃんと分別しているのに
分けている身にもなればなんとも複雑です
そこからおじさんは言います。
僕は分別しない主義なのだと
主義・・・って(^^;
約束事の真逆にあるであろう言葉
主義は個人の価値観の問題で
どこまでも主観が最優先です
でもゴミを持って行ってくれる
作業員の方々のことは完全に置き去りです
どうせ事業ゴミだから分別しなくても
大丈夫なんですとおじさんは続けます。
結果そうなんだろうけど
もっと大きなくくりで言えば
その分燃やすごみの量が増えて
CO2が増えるのではないか
以上 ここまで言っているのは心の声
「まぁ人の考え方だからね(ーー」
とだけおじさんに言いました。
おじさんはいいとか悪いとかの
問題じゃないしね・・
と満足そうに言って立ち去りました
そうなんだけどね・・・でも
なんかモヤモヤしている気持ちを
ここに書いてみました