もう1つ見ているドラマの話

 

それは「新宿野戦病院」

 

ご存知クドカンの脚本で

 

しかも主題歌はサザンオールスターズ

 

 

と聞けば当初は見たくなる

 

期待度No.1と言われたドラマ・・だった

 

しかし2週もたたないうちに

 

あちこちから否定的な意見続出

 

 

当然ながら視聴率もいいとは言えない

 

クドカンの脚本といえば

 

どうしても最近の「不適切にもほどがある」を

 

思い出してしまう人も多いだろう

 

 

しかし・・である

 

実はこの2つの作品には共通した

 

コンセプトがある

 

それは過去だったり外国だったり

 

主人公が「異分子」だということ

 

 

世情や習慣、考え方の違うものが

 

ポンと入った時に起きる

 

化学反応をいかに楽しめるか

 

「ふてほど」が好きで「野戦病院」が

 

嫌いな人は大変申し訳ないが

 

おじさんやおばさんだと思う

 

 

ちなみに私もおばさんだが

 

昭和がいいとか懐かしいとかで

 

「ふてほど」がおもしろかったわけではなく

 

むしろ令和を知ることで

 

昭和も令和も不条理や生きずらさを感じてくれ

 

そしてそれもまたOKということだろう

 

 

「新宿野戦病院」も海外から来た

 

変わった軍医(+女医)が来たことで

 

病院に巻き起こる出来事

 

さらにその外は歌舞伎町

 

 

暇そうな医者も警察官も

 

それぞれの矜持は持ち合わせている

 

それ以外のキャラクターだって

 

面白いことこのうえない

 

 

私も新番組を見るときは

 

脚本が誰かは見る(選択肢の1つにはする)

 

同じクドカンでも期待度は今回の方が高かった

 

それはその前に見ていた小池栄子の

 

「コタツがない家」がめちゃ面白かったから

 

 

小池栄子の次作という意味で

 

見だしたと言ってもいい

 

英語がどうだの岡山弁がどうだの言うが

 

そのギクシャク具合も含めて

 

啖呵を切る時のセリフがぐっとくる

 

 

あと2回くらいで終わりますが

 

どんな着地になるのか

 

「ふてほど」みたいに続編がありそうな

 

ドラマにはしないほうがいいかもね