もうすごい昔のようであっても
まだ2年もう2年
それぞれの長さで迎えています
TVでは(特にローカル局では)
あの日のことを様々な角度から
伝えていました
最後のLINE 最後の笑顔
最後の声・・・
形があって戻ってこれた方も
悲しいけれど まだ姿かたちさえないまま
戻ってこない人たちのご家族は
2年経っても まだ信じられない
気落ちでいっぱいだったと思う
骨ひとつ 歯ひとつでもいいから
手に入れば 今は科学的にもちゃんと
判別できる時代になったし
自分の中で納得できるのではないかと
思い込ませるしかない
でも2年である
むしろ遺品や衣服の方が
残っている確率は高いだろう
人が上がれない海岸線を
すいぶんと探してくれた人たちがいる
一昨日も昨日もそして今日も
海上保安庁を中心に捜索がされたと聞く
私たちは手を合わせて
帰還を祈るしかないけれど
奇跡がおきないかと願うのは
やっぱりどこか他人事なのだろう
(そんなつもりはないけれど)
行方不明のご家族は奇跡ではなく
確実に信じることだけを願ってやまない
あれから2年 まだ2年・・