別れの季節 人事の季節である

 

月に一度の郵便局への外勤

 

長年郵便窓口には愛想のいい

 

年代も近そうなおばさんがいた

 

 

数か月前 貯金業務にも

 

われわれよりもう少し年代の若い

 

笑顔を絶やさない女性がいた

 

どちらも長年その局にいて

 

会えば世間話や 最近の話題など

 

おもしろおかしく話していた

 

 

若い彼女が姿を消したのは

 

今年に入ってから

 

おばさんに「〇〇さんは?」と聞いても

 

返事を濁すばかり

 

別に転勤や退職って言われれば

 

それだけのことなのにね

 

 

そして今日郵便局に行ってみると

 

おばさんの姿はなかった

 

それどころか局長をはじめ

 

すべてが見知らぬ男子職員まかり

 

 

ちなみに郵便局に勤めている

 

友だちに聞いたことがあるが

 

郵便局は局長の私財で建てられ

 

局員も(もちろん公務員の資格はいるが)

 

けっこう自分で採用や転勤権もあるらしい

 

(あくまでもらしい・・だから)

 

 

おばさんがどうしたかは

 

そんな見知らぬ局員に聞けるはずもなく

 

そのまま帰ってきたけれど

 

退職したのか 転勤したのか

 

ひょっとしたらただの休みだったのかもしれない

 

 

雇用均一男女平等法(だったかな)

 

なんだか女性のいない郵便局は

 

寂しかったです