また1人この世を去った人がいる

 

自らの作品への思いと共に

 

時を戻そう

 

都でも書かないと話せない

 

 

「セクシー田中さん」という

 

ドラマを見たのは

 

話がずいぶん進んでからのことが

 

マンガが原作と知ったのは

 

ここ数日のことだ

 

 

初回を見た時

 

正直ずいぶんと地味なドラマだなと思った

 

出ている役者さんも

 

普段は脇役が多いか無名(に近い?!)人ばかり

 

 

だからと言って

 

木南晴夏さんはじめヤスケンや前田君など

 

玄人ごのみをそろえた印象でもあった

 

それでもやっぱりTVドラマとして見るには

 

日曜の夜にはちょっと寂しく

 

そのまえにVIVANを見てからだとなおさらだった

 

 

1か月ほどたって

 

予告編がちらっと眼に入ったことがあった

 

おやずいぶんと話が面白そうになっている

 

話について行けるかどうかわからなかったけど

 

とりあえず付けて見た

 

 

 

結局最終回まで2回くらい見た

 

最終回は賛否両論あったようだが

 

続編や映画化とかよくある流れなのだろうと

 

気にも留めなかったが

 

まぁ田中さんの今後が気になったのは間違いない

 

 

そして今回の話である

 

物書きの末端の私は

 

かねがね作品は世に出れば

 

(=自分の手を離れてしまえば)

 

もはや読者の者だというのが持論だ

 

 

けれど今回の場合は

 

読者(=視聴者)へ届く前に

 

歪曲されたのだとしたら

 

作者としたらいたたまれないだろう

 

おしむらくは自らの命を絶つほかに

 

手立てがなかったのかと悔やまれる

 

 

失礼を承知で言えば

 

後半の方がドラマウオッチャーとしては

 

面白かったけど

 

本当に伝えたかったのは

 

前半の方だったのだろう

 

 

 

ドラマウオッチャーとしての

 

自分はまだまだだな(ーー

 

 

 

 

 

合掌