最近お気に入りのCMは
雪印メグミルク裂けるチーズのCM
かいじゅうのぬいぐるみを着た
可愛い子どもが「はらぺこかいじゅう」サッガスに
なって台所をウロウロする
母親がそれを見つけると
つぶらな瞳で
「なんかないの(・・?」
と言う
その「なんかない?」がすこぶるかわいい(*^^*)
そもそも「なんかない」は
お腹がすいた子供の常套句であり
誰もが一度は口にした言葉である
「なんか」とは「何か」だけど
漠然とした言葉の最たるものだ
何か(この場合は食べ物だけど)と
言ってもできればおいしいものがいい
もっと言えば好きなものがいい
小腹がすいた腹ペコかいじゅうくんには
裂けるチーズをどうぞという流れ
子供の頃に同じことを言うと
母は「何かって何さ?」とよく言った
具体的に目の前に「なんか」があれば
答えられるがたいていは
とにかく欲求を満たせばそれでよかった
ただまぁ自分が大人になって
お正月にやってくる甥っ子から
「なんかない(・・?」と
あの顔で言われれば
どれどれと にやけてしまうのは
しょうがないのかな
今や中高生になった奴らは
お年玉が来るのを
あたりまえのように待っているのは
ちょっと腹立たしいけど(笑)