秋ドラマ 相棒をのぞいて
唯一見ている「コタツがない家」
小池栄子のコメディエンヌの才能は
もはや言うまでもないが
今回は同じコメディエンヌでも
受けて立つ芝居が際立っている
声高に騒ぎ立てるでもないけど
言っていることがチョイチョイおかしい
変だというよりは大真面目に
男3人に巻き込まれていく様が
おかしいのである
一方吉岡秀隆はこれまで
物静かなイメージがついていたが
そもそもは純くんのころから
都会っ子が富良野の山奥に来て
喚き散らすような子供であった
大人になって
田中邦衛さんの影響なのかわからないが
朴訥とした田舎の若者に変貌し
離島の診療所で島の人の心身を守る
名医師ドクターコトーとして
そのキャラが確立されてしまった?!
ドクターコトーの映画化で
一区切りついたのか
思いっきり舵を切った今回のキャラクターは
言うことやることだめんずそのものだけど
真理江ではないがどこか憎めないダンナである
ずっと書けない漫画家と
ずっと穏やかな役しか回ってこなかった吉岡秀隆
果たしてこの結末はどうなるのか
あえて言わせてもらえば
今後コメディアン吉岡秀隆が
誕生するかもしれない
目の前にはいいお手本の
小林薫がいて感じることもおおかったろう
いろいろな吉岡秀隆を見てみたい
あと 蛇足
親友の役で特別出演の
大きなクレジットがついて
ヤスケン(安田顕)が出ていた
2人芝居を見ているようで
とてもよかった
あの役はヤスケンしかできないと思った
ヤスケンと吉岡秀隆 同年代の2人
もうそんな年なのね
感慨深いです(ーー