いよいよ国を挙げて

 

クマと向き合わなくては

 

いけない時代になったようだ

 

 

何度も言ったが

 

その昔知床で熊に会ったことがある

 

しかしそのさらに昔

 

子供の頃大沼公園の広場入口に

 

オリに入れられタライに入った子熊を見たことがある

 

たぶん人生初の野生動物

 

 

クマ牧場のそれとはちがい

 

オリこそあれ すぐ目の前に

 

クマがいる光景は興味深くもあり

 

恐ろしくもあった

 

 

最近TVでクマに遭ったらどうしたらいい

 

というような対処法をやってはいるが

 

実際にそんなことがあったら

 

たぶんやるなと言われても

 

背中を向けて一目散に逃げるだろう

 

 

クマは目が悪いけど鼻が利くだの

 

頭を必ず襲うから まずは頭を守れだの

 

頭の中ではわかっていても

 

怖さが先にたってそれどころではない

 

 

今年はどうしてこんなにクマが出るのか

 

しかも人里や街中に出るのか

 

専門家によれば 今年はクマのエサとなる

 

木の実が大凶作なんだそうだ

 

クマだってお腹がすけば

 

エサを求めて彷徨い気が付けば

 

人里まで来てしまったということか

 

 

動くものを見つければ

 

エサかと思って近寄ってくる

 

襲っているつもりはなくても

 

その爪は命取りにあることもある

 

 

人や家畜を襲うOSOのような

 

クマは別として

 

何とか共存の道はないものか

 

安心なのは駆除だけど

 

それぞれのテリトリーで

 

生きていけたらいいのにね