今日は生きていれば94歳になる
亡き父の誕生日
でもそんな今日は9.11のアメリカテロの日
まるで映画のようなあの画面を
何年経っても忘れない
そんな中 事務所の人に
お子さんが生まれた
初産だったということでやっぱり
大変だったらしい
それでも本人はそのひでよかったという
あと1日遅かったら
おじいちゃんの命日だったから
なんかそんな話
聞いたことあるなと思ったら
まさに叔父の命日は私の誕生日だった
離れて暮らしていても
いつも私たち姉弟を気にしてくれる
そんな叔父だったので
未だに自分の誕生日が来ると
おじさんのことを考える
誕生日はもはやうれしいものではなくなり
一歩ずつ終わりに向かっている
まさに「誕生日は(本当は「正月は」だけど)
冥土の旅の一里塚」である
それでもその日に亡くなった人がいる分
その日に生を受けた人もいる
いい日にある人もいれば
最悪の日だってある
自分ばかりが不幸なのではなく
その逆もあることを
頭のすみにおいて置こうと思う