ここ一両日中に
原発の処理水が海洋に
放出されるらしい
この国の偉い人と
漁業者の代表の方が
話をしたというが
偉い人は海洋に流す水には
体に害はないというデータが
きちんと示されているいう
一方行業者の代表の方は
どこまでも反対の姿勢を貫きつつ
そのデータのことはよくわかったけれど
そういうことではないのだという
この国の偉い人は
この先何十年も何かあったら
保障すると言っていた
でも何かの「何か」は
どこまで行っても処理水で
海が汚染された場合という
データに基づく保障
漁業者の代表の方は言う
そんなものは当たり前の話で
怖いのは海洋に放水された
海の魚は食べないという
世界的規模の風評被害まで
国は保障してくれるのか
たぶん答えは「NO!」だ
それをどうやって折り合いをつけるのか
たぶん折り合いなんてつかない
処理水が福島の海岸線に向かって
積まれていく黒い袋の山
このままためていけば
やがては日本全国にこの山が
積まれていくのはいいのか
じゃぁその魚は食べないと
言われて廃業していく漁師さんは
どうしたらいいのか
頭(=データ)でわかっていても
心(=不安)を払拭するには
もう少し知恵を出しあう
時間が必要だと思うけど
孫子の代までこの問題を
先送りにしてはいけない
ジレンマは続く・・