先日クマの話をしたので
その流れて驚きのニュース
かねてからずっと捕獲を目指していた
体長2メートル以上の巨大熊
通称「OSO18」(オソ18)が
捕獲されたそうだ
牧場の牛を次々襲っては食い
その数66頭
しかし用心深くなかなか人目に
触れることなく近隣のハンターたちが
懸命に探し続けていた
その様子は北海道のドキュメンタリーでも
何度も取り上げられていて
凶暴で恐ろしく人が襲われてもおかしくない
しかし絶対に人の目に触れることがなかった
(写真や動画でしか見ることができなかった)
今回そのOSO18を仕留めたのは
まったくその捜索とは関係のない
普通に(?!)クマを駆除したハンター
だったそうだ
仕留めたクマがOSO18だったと
知らなかったハンターは
大変驚いたそうだ
だがそのハンター以上に驚いたのは
かくいうOSO18自身だったかもしれない
話は逸れるが
先日大河ドラマで本能寺の変が
やっていたけど
あの信長だって(一応通説で言えば)
なんであんな簡単に寝込みを襲われ
自刃しなければならなかったのか
もっと言えば
その昔 大好きだった刑事ドラマ
「太陽にほえろ」でジーパンが殉職するシーン
(若い人ごめんなさい よく物まねで
「なんじゃこりゃぁ!!」ってやるあれです)
あれだって助けてやったチ〇ピラに
撃たれてしまうっていう話
全部の共通項は「油断していたのか?」
ということ
OSO18に話を戻せば
これまでたくさんの家畜を襲っていた
OSO18は捜索ハンターには気を付けていても
自分に興味のない(自分を撃つつもりのない)
ハンターの気配には気が付かなかったのが
奴の一生の不覚だったのだろう
困っていた近隣の牧場主さんは
やっとこれで枕を高くして眠れるというもの
もっとも第2のOSO18が出ないとも限らないけど
クマと人の共存はやはり難しいし
長い付き合いが続くのだろう