朝の掃除をしながら
TVを見ていたら
武田鉄矢さんが出て蘊蓄をたれておりました
その中で一言だけ耳に入った言葉
若いころのことは昨日のように思い出されるのに
昨日のことは霞のごとく消えてしまう
たぶん誰か別に人の言葉なのでしょうけど
まったくもって同感してしまいます
亡き母も最期の頃話すのは
自分が働いていたころの話ばかりで
家族の話はほとんど出てこなかった
自分も10代20代のことは
細部まで思い出せるけど
(好きなTVや音楽などは今でも普通に歌えるし)
昨日のご飯は何食べたかは
じっくり考えないと思い出せないときもある
どっかの脳科学者の先生が言っていたけど
若いころの記憶は新鮮で深く刻まれるので
年老いても残るけれど
年老いての記憶は(言葉悪いが)惰性の記憶だから
記憶に残らないらしい
でも年老いてからでも
衝撃的な経験や出来事があれば
脳はいつでも若々しくいられるのかもしれない
そんな出来事が悲しいことではなく
楽しいことであるようにしたいものだ