今日はバレンタインデー

 

手にチョコレートの入った子袋を持って戻ってくる男性職員やら

 

朝からひっきりなしに女子職員がやってきたり

 

それを預かってはデスクに上げる

 

それが私の2月14日のルーティーンです(ハイ)

 

 

そんなバレンタインにかこつけてではないですが

 

久々に「相聞歌(そうもんか)」という言葉を聞きました

 

ざっくり言えば「恋の歌」

 

古くは万葉集の額田王(ぬかたのおおきみ)に

 

代表される短歌です

 

 

今朝の朝ドラで編集者に相聞歌を書けと言われて

 

苦悩するヒロインの思い人

 

ずいぶんとひどいことを言う人だと

 

お思いかもしれませんが

 

たぶん業界内ではよかる話のように思います

 

 

詩もそうですが

 

自分の書きたいものや各パターンみたいなものは

 

もっとうまくなる時は

 

自分が書かないものを書ききる

 

書ききるとは書かない書けないものを

 

産み出す まさに産みの苦しみです

 

 

ドラマですから たぶん殻を破って

 

一回り成長した歌人となっていくことでしょう

 

現実もそういうケースがあるとは思いますが

 

そこは新しい自分をさらけ出した時に

 

ちゃんと受け止めてくれる人(主に編集者)が

 

いるといないとでは大きく違うでしょう

 

そうでないと ただ「作風が変わったね(ーー」って

 

言われて終わってしまいます

 

 

というわけで朝ドラもあと1ヵ月半

 

どういう着地を迎えるのかわかりませんが

 

まずは秘めた思いをさらけ出すことで

 

すばらしいというよりは

 

素直な相聞歌が書けるような気がします

 

ガンバレ 貴司くん