初めてこの言葉が目に留まったのは
どこかの映画紹介だったと思う
「耳をすます」とはいうけど
「めをすます」とはめずらしい
というか詩的な言葉だなと思う
そしてその映画が
聴覚障がいを持った女性ボクサーの話だと知りました
ますますこの映画に興味を持ったけど
いったん頭を離れていました
そして一昨日の夕刊に
この映画が13日から市内の映画館で
やっていることが載っていました
もうそうなると気になって仕方がなく
今日昼行ってきました
新聞に出たし日曜だし
混んでいるかと早めに行ったけど
意外にも私を含めて10人弱
おかげで好きなことろでゆっくり鑑賞できました
ちなみに海外ではすでに高い評価を得ているらしい
これから見る人のために
ネタバレはしませんがよかったですよ
大絶賛という映画ではないけれど
じんわりくる映画
どうしても聴覚障がい者の方たちと関わる中で
他の人と見る視点が違うかもしれないけれど
ボクシングをモチーフにしつつも
聴覚障がい者の抱える現実が
随所に出てきて考えることが多かった
実は結末は決して納得の
行くものではなかったけれど
先日の本とは違って
最後ちょっとした音が流れたことで
先を想像できるものでした
今年に入って2本目の映画
数年に1回しか足を運ばなかった映画館に
1つきに2回も行く
どのような心境の変化なのか
自分でも不明ですけどね