ボクシングの井上尚弥選手の
ドキュメンタリー番組を見た
これまでのボクサーとは違った
新しいボクサーの形がそこにある
その中で有名な世界チャンピオンが言っていたが
試合の前の日は怖くて眠れないという
そのことを井上選手に聞いてみると
やっぱり眠れないという
ただしそれは怖くてではなく
試合ができることが
楽しみで眠れないのだと
同じような話を
以前羽生結弦のインタビューで
見たことがあった
お金でもなくタイトルでもなく
(もちろん結果が出ればタイトルはついてくるけど)
もっと強くもっと高みを極めたい
ただただそれだけのために
心も体も追い込んでいく覚悟を決める
頂点を極めるアスリートとは
そういう宿命を背負っているのだろう
だから最初は怖くて
世界チャンピオンになりたいと
言えなかったという井上選手
4大統一チャンピオンの今
ここもまだ通過点だという
大好きなボクシングをやれる喜び
そう思えるうちはモンスターの
進撃は続くことだろう