それは昼近くのこと

 

事務所唯一の女性職員Iさん

 

バタバタソワソワしながら入ってくると

 

急に振り返って一言

 

「あのー鍵落ちてませんでした(・・?」

 

 

 

聞けばそれは自宅マンションのカギで

 

キーホルダーからある日突然無くなっていたのだとか

 

それに気が付いたのは金曜日の夕方

 

しかもその日は札幌に向けて出発の日で

 

時間もないことから鍵をかけずに出たそうな(ーー;

 

昨夜帰ってくるまで 

 

もし空き巣にでも入られたらどうしようと

 

気もそぞろの週末だったとか

 

 

 

もちろんそんなカギは覚えがなく

 

それでも念のため総務課に聞いてみたらというと

 

すでに不動産屋さんはもちろん

 

総務課にも 何なら交番にも届けて

 

カギの所在を探していたらしい

 

 

今日は事務所にお掃除が入る日なので

 

もし見つけたらとっておきますね

 

といいつつふと彼女のデスクの下を見ると

 

何かや黒い固まりが見える・・・

 

「ん(・・?」とのぞき込むのと

 

彼女の「ギャー\(◎o◎)/!」という声が同時に起こって

 

はい、そうなんです。 ありました机の下にカギ・・(^^;A

 

 

 

無くした場所がわからない場合

 

まずは家の周りを探したら

 

次はやっぱり職場のような気もするし

 

さらに言えば机の上になければ

 

机の下探すと思うのですが・・・(ーー;

 

 

 

気が動転していたのでしょうけど

 

実は彼女は誰もが認めるせっかちさんで

 

いつもバタバタして落ち着かない

 

でもまずはどこかに無くしたままでなくてよかった

 

(このままだとマンションのカギを取り換えるところだった)

 

 

 

「ありがとうございますーー!!!(^○^)」って

 

喜ばれましたが ただ下をのぞいただけですから・・・(ーー;

 

まずはよかった(笑)