目標それとも希望というべきだろうか
池江璃花子さんが東京オリンピック
全日本選手権100mバタフライで
優勝して東京オリンピックのリレー出場が内定した
去年の8月
まだ病み上がりのほっそりした体で
「(東京オリンピックの次の)パリ大会目指して頑張ります」と
か細い声で言っていた彼女
正直今だって決して以前のような
筋肉がついた体には戻っていない
彼女がここまでたどり着くには
元々の天賦の才能もさることながら
普通にやってきた選手以上の努力があったことは
素人の私たちでも想像に難くない
もうだめかもしれない・・
選手生命を全うできないと思った彼女を
支えたのは彼女自身だったのかもしれない
彼女は泣いていた
復帰後初めてプールに入った日
初めて試合に出場した日
そして昨日。
目的をもって目標を掲げ
自らが思った以上に
希望は現実のものとなった
信じれば叶う
笑顔の彼女の先には
TOKYO2020のプールが待っている
彼女の希望をかなえさせてあげたい
今は口に出せない人たちも
そう思っているに違いない