どっかのおばさんがインタビューで言っていました
毎年毎年50年に一度の大雨って・・
確かにここ数年毎年毎年この時期になると
梅雨明け間近の豪雨で西日本では
甚大な被害が出ている
その昔 読んだ本(TVドラマにもなった)に
「新十津川物語」という本があった
今でもその町に友だちが住んでいる
(友達のダンナの叔父さんにもよくしてもらった)
懐かしい町 新十津川町
その新十津川町はもともと奈良県と和歌山県の
県境にある十津川村から移殖してきた人たちの町だ
十津川村は洪水で壊滅した村の人たちが
新天地を求めて北海道へ入植してからの
苦労が描かれたのが新十津川物語
今回たくさんの町や村が壊滅的被害を受け
冒頭のおばさんではないが
何度もやってくるであろう豪雨被害に
その町を離れ 高台や遠方に引っ越すという
選択肢もあるのではないのだろうか
(実際東日本大震災で被害にあった町は高台に
土地を切り開き住んでいるという事例もある)
ここから1時間ほど離れた町で
昔がけ崩れで家が押しつぶされる被害があった
まさに切り立った崖の真下に住んでいたけど
その同じ場所に新しい家が建っていたのを見て
傍から見てもどうなのかと思ったけど
いざ自分の身に置き換えてみれば
何十年と住んだその土地を
たとえどんな苦難や被害があったとしても
離れられるかと言われれば
「はい」とは簡単には言えないだろう
たぶんこれからもこの時期に
こういう災害はおこり続けるだろう
それでも故郷は捨てられない・・・のかな
難しい問題です(--