毎度おなじみ深夜の国営放送にて

 

去年の暮れから物議を醸していた

 

亡き国民的歌手の方のAIについて

 

検証番組が作られていた

 

 

 

いろいろな有名人の方々が

 

私見を述べられていましたが

 

素晴らしいと言っている人は

 

AIとしての技術の高さを言い

 

冒涜や怖いと言っている人は

 

歌姫としての芸術性を汚すと言う

 

(総じて歌手の方はそう言っているようでしたが

 

あくまで私見です)

 

 

 

たぶん意見はいつまでたっても相容れない

 

そもそもの視点が違うから

 

年末のAI開発のドキュメンタリーも見たし

 

大みそかの彼女も見ましたが

 

AI開発者の彼らは誇らしげだったし

 

ファンのみなさんも涙を流して見ていた

 

 

 

ただあくまでもロボットはロボットなのです

 

AIの彼女の行き先は

 

やはり大みそかのあの場所ではなかったのだと思います

 

本人了解のもとならともかく

 

もはやこの世にいない人に許可が取れない今 

 

あれが私だって彼女が生きていたらどう思うか

 

それがきつい言葉ですが「死者への冒涜」という

 

開発者には思いがけない言葉になって

 

帰ってきたのだと思います

 

 

 

開発者はたぶんAIの技術によって

 

みんなに喜んでもらいたかった

 

科学の本来の使命はそんなところにあると思うし

 

でも実在の人はやっぱりその人しかいない

 

彼女が亡くなったときに沿道で

 

ハンカチを振ってそのまま涙をぬぐったおばさま方は

 

亡くなって何十年たっても彼女を忘れない

 

その間に彼女の死をなんとか受け入れてきた

 

 

 

そこにきて彼女が生き返ったような話は

 

好評だったAIロボットを彼女だと見せつける

 

開発者の人たちの驕りははなかったのか

 

そのことがかえってファンのおばさま方に

 

酷な気がするのは私だけかもしれないけど

 

 

 

検証番組をするのは

 

たぶん「え~なんで批判されなきゃいけないの??」

 

っていうように見えましたがいかが?