1人暮らしになって少し経ち
やっと1人分の食事を作るすべを覚えてきました
それでもときどき多く作りすぎて
何日も同じものを食べて 冷凍したりしますが
結局泣く泣く廃棄するということもあります
前はそれほど罪悪感もなかったのですが
自分で買って自分で作るといかにそのことが
大変なことだと気づかされます
以前にガーナの子供たちは学校へも行かずに
裸足で木に登り カカオの実を取って
それがチョコレートとなって
私たちの口に入るという事実を知って
1粒たりとも無駄にしないで食べようと思ったものです
そして今日学校の先生が残った給食を持ち帰って
懲戒処分になったと新聞報道にありました
報道されない事実もあるのでしょうから
一概には言えないのですが
それでもやっぱりパンと牛乳を捨てるなら
黙って家に持ち帰って食べたことが
悪いとされるのには疑問です
誰かのリークで発覚したと聞きましたが
唯一ダメだったのは「黙って」ということだったのかな
給食時間にパンと牛乳が残った
そこでちゃんと生徒たちの前で
話して納得させることこそ食育なのではないかとも思います
食べ物は天から降ってくるわけではなく
必ず誰かの手を借りて 誰かの手を経て
わたしたちの手元にやってきます
「いただく」という気持ちをもって
食べることにします