演劇の巨星が堕ちて
悲しむ人の涙はその演技のどれよりも
美しく見えてしまう
人生において
子供のころの演劇鑑賞教室をのぞけば
演劇をみたことは1度しかない
(ちなみにそれはチームナックスのWarreer)
もちろんこんな小さな街にも
有名な俳優さんや名作がかかることもあるけど
ほとんど見に行くことはない
なぜかといわれれば
たぶんその生身の生命力に圧倒されてしまって
ストーリーなど入っていかない恐れがあるからだ
演劇ってそれほどすごいエネルギーがあるのだと
見たことがないくせに 頑なに信じている
だからすべてをかけて演じる人へ
時に厳しく 時に真摯に向き合ってきた
その大きさの前に 誰もがひれ伏してしまう
たぶんこれからも演劇に接することは
限りなくゼロに近いと思う
ただいつも頭のどこかに気にしている
そんな存在であり続けるとも思う
合掌