遠い昔
光の君という方がおられて
想い人の面影がある
山深い寺にいた女童を
養女にもらって
自分の思い通りの女性に
育て上げ
やがて美しく成長した女性に
紫の上という名前を付けて
自らの妻にした
という 有名な源氏物語の
一部分のざっくりとした話
いくら可愛らしく面影が似ているとはいえ
帝の子であり 美男子で
文武両道なればこそ
その子を養女に迎えることが
できたであろうに
さて現代
明らかに写真を見ても
かわいい小学生を
自分好みに育てたいがゆえに
ナイフで脅して車に押し込め
防音装置を施した部屋に
監禁して自らの妻だという
49歳の無職の男のどこに
光の君の面影あるや
もっとも昔も今も
金や名誉があっても
子供をさらってきていることに
かわりはないので
光源氏は嫌いでした
葵上の心中をいつも察するに
心を寄せて全巻読破したのは
もうずいぶん前のことではありますが・・・
光の君という方がおられて
想い人の面影がある
山深い寺にいた女童を
養女にもらって
自分の思い通りの女性に
育て上げ
やがて美しく成長した女性に
紫の上という名前を付けて
自らの妻にした
という 有名な源氏物語の
一部分のざっくりとした話
いくら可愛らしく面影が似ているとはいえ
帝の子であり 美男子で
文武両道なればこそ
その子を養女に迎えることが
できたであろうに
さて現代
明らかに写真を見ても
かわいい小学生を
自分好みに育てたいがゆえに
ナイフで脅して車に押し込め
防音装置を施した部屋に
監禁して自らの妻だという
49歳の無職の男のどこに
光の君の面影あるや
もっとも昔も今も
金や名誉があっても
子供をさらってきていることに
かわりはないので
光源氏は嫌いでした
葵上の心中をいつも察するに
心を寄せて全巻読破したのは
もうずいぶん前のことではありますが・・・