めっきり暖かくなった朝


玄関を一歩出たところで


かわいい女の子の声がした






この界隈に小さな子供がいる家は


まったくと言ってなかったので


思わず振り返ると


背中に赤ちゃんを背負った母親が


両手に女の子たちを控えて歩いていた


女の子たちは何がおかしいのか


きゃっきゃ(まさにこの擬音がぴったり)言いながら


母親に笑顔を振りまいていた




歩き始めたみーちゃんが


オンモへ出たいと待っていたのかもしれない


今 まさに春!