今日は母と美術館に
絵を見に行った
平山郁夫展は
明日で最終日と言うことで
会場は盛況
かねてから
見たいと思っていたけど
実際はあの有名な
シルクロードのキャラバンの絵しか
知らなかったので
楽しみにしていた
あの絵ももちろんあったし
群青の夜がとてもよかったけど
1番心を奪われたのは
仏陀誕生という初期の作品でした
真っ暗ではないぼんやりとした
土色の中に発色したように立つ仏陀
そのほかにもいいと思うのは
なぜかすべてそんな色の作品
遠い中東から中国南京にいたるまで
どちらかというと赤土のイメージが
あるんだけど
どうしてあの土色に心を惹かれたのか
たぶんその絵と背景の
曖昧なものが感じる部分があるんだと思う
たまにしか行かないけど
やはり芸術には折りに触れておくことで
人としての感覚が磨かれるような気がします