博多から電車を乗り継ぎ約45分
都府楼前という駅におりました
都府楼というのは
大宰府の古い言い方です
そこからバスで5分ほどのところに
大宰府政庁跡があります
ほとんどの観光客の人は
直接大宰府天満宮に行くのだそうで
実際、政庁跡には犬の散歩をしている
人が2組くらいしかいませんでした
石が置かれたところに柱があって
それから大宰府の大きさを
推し量るわけですが、奈良の平城宮跡から
見ると二まわり程度小さいといったところです。
菅原道真公が流されたとされる大宰府ですが
実際には大宰府に入ることはほとんどなく
そこから700mほど離れた榎社という
ちいさな祠のようなところで失意のうちに
なくなったのだそうです
そこからその亡骸を牛に引かせて
その牛が立ち止まったところに
道真公の亡骸を埋めて
そこをおまつりしたのが
何を隠そう大宰府天満宮なのだそうです
以上、
大宰府政庁資料館の
ボランティアのおじさんが
教えてくれたお話でした(^^)
それでも大宰府政庁跡は
古代の日本の西の要として
隆盛したであろうことを偲ばれる
場所でありました
少し、詩の神様が降りてきた場所です