今朝TVで天童荒太さんが
2年ぶりの新作「悼む人」について
お話されていました
7年にわたる構想の中で
主人公になりきって書いた日記や
末期がんの母の病気の経過や
治療方法について病院へ取材をされた
話などされていました
昔
小説を数本書いたことが
ありますが
どうしても私小説の域を
出ないものでした
天童さんはプロなので
当たり前といってしまえば
それまでなのですが
やはり
小説を書くということは
自分の知らないことを
書くことはできません
創作はもちろん
自分の頭の中で空想したものですが
だからといって背景のウソはいけない
小説を書くのは
それだけの取材と思いが
必要なのものだと
改めて思いました