2021年の中国武術教室振り返りと2022年の開催目標 | 小貫達哉

小貫達哉

~No One Step Should Be Useless~

今年の中国武術教室の開催状況は『細々と』、といった感じでした。

新型コロナの状況は、ワクチン接種も進み感染者数だけで見るとひとまずは落ち着いていると考えており、現在の状況が続けば年明け以降は従来通りの頻度での開催を目指していくことを検討しております。

※ちなみに、私自身は今年10月に無事に2回目のワクチン接種を済ませることが出来ました。もしまだ未接種の方がいらっしゃれば早く接種が完了することを祈るばかりです。

時勢柄、昨年から今年にかけ、Zoomを活用してオンラインでの開催を試すなど、
思考錯誤を重ねましたが、この過程で一つわかったことがあります。

それはやはり対面でのレッスンを行うことの醍醐味に勝るものはないということです。

中国武術の概要や基本動作は指導者の息遣いや迫力によっても学べることがあり、
オンラインではお伝えしきれない魅力を受講者様には肌で体感して頂きたいと考えているためです。

加えて、中国武術の動作には、特に手先や足先において細かい動きが多く、
「ポイントの説明」→「受講者様による実践」→「改善点をフィードバック」の
サイクルを早く回すことが出来、習熟度も変わってくるものと考えております。

これらの点は良質なレッスンの提供や指導を行うために必要ですが、一方で、オンラインでの開催によるメリットももちろんあると感じます。

講義形式で中国武術に関する知識をインプットして頂くことに重きを置く目的であれば有効に活用出来ますし、遠方から参加されたい方がいらっしゃるなどの場合にももちろん便利です。

そのため、従来通りの頻度に戻しつつも、目的に応じてオンラインでの開催も引き続き併用していくということを来年の理想的な開催目標とし、教室運営していきます。

なお、今年の後半から新たに個人レッスンの開催も開始し、今のところは中上級者の方向けに少しディープかつやや難易度が高い内容にて、土日いずれかの日程、およびスペースの広い会場を利用して行っております。

受講者様にしっかりと向き合い、丁寧に指導させて頂くことが出来る喜びと楽しさもあり、個人レッスンについても今後レッスン内容(具体的には武器術に関して)の充実化を図りたいです。

今年は、すでに一線は退いている立場ではあるものの競技者としては一旦ひと区切りつける決断もしましたが、まとめますと、個人レッスンも含め教室の企画検討により時間を割いて、引き続き、満足して頂けるようなレッスンの提供に向け努力を継続していきたいと思います。

受講されている方々、日頃ご支援頂いている方々におかれましては、来年もどうぞよろしくお願い致しますビックリマーク