連日、メディアで取り上げられている、ガソリン税の暫定税率が今日で切れますね。
何かドラマがあるんでしょうか。
このまま、期限が切れれば25円ほど安くなるということですが、業者やら消費者やらとんでもない混乱が起きるのではと危惧されていますね。
石油元売り会社の対応や末端のガソリンスタンドの対応もまちまちで既に混乱の序章のような状態になりつつありますが、こういった混乱が生じようと政府がドタバタしようと消費者にとっては1円でも値下げされれば喜ばしいことという声が相次いでいますが、そりゃあ当たり前ですね。これだけ物価が上がって家計がヒィヒィ言ってる中で、確かに25円はスゴイと思います。
60リットルで満タンになる場合、1500円もの差が出ます。1食500円だったら、1日3食食べられます。
運送業界などガソリンに依存している企業や生活に無くてはならないほどの比重を占めている地方などは、とんでもなく魅力的な25円なんだと思いますが、ただ諸手を上げて喜んでばかりはいられないです。
今回のこの問題に限らず、捩(ねじ)れによって、与党、野党ともに歩み寄る気配がない状態が、政治の停滞、日本政府の体たらくぶりを世界にさらしてしまっています。日銀総裁人事もそうですが、何でも先延ばしする体質にいよいよ無理が生じてきて底が見えない沼に入りこんだごとく迷走につぐ迷走のオンパレード、憤るパワーすらもったいないほどです。
何十年もかけて積み上げてきた利権で固められてきた壁を打ち破るのは波大抵ではできないでしょうけど、どこかでこの壁を破らないと、ほんとに日本は沈没してしまう気がします。
自民党、民主党ともに道路特定財源について主張しています
自民党の主張
http://www.jimin.jp/jimin/jimin/2008_seisaku/zeiritsu/index.html
民主党の主張
http://www.dpj.or.jp/special/douro_tokutei/index.html
双方共に言いたいことは分かりますが、なんかイマイチしっくりこない。国、地方の財源確保はどうするんだといっても、これだけ次から次へと無駄な道路が増え、財源が道路以外に使われていたなんて報道を聞かされて果たしてどうなんだろうと。福田首相は一般財源化して環境や社会保障にも自由に使えるように・・・なんて言ってましたが、”ちょっとまってよ”と言いたい。道路建設に"10年間で59兆円が必要"で道路特定財源は絶対必要だと明言していたのに、どういうことなんでしょう。なんで道路ばっかり巨額の財源を確保して、医療や福祉、教育なんかに比重を置いてくれないんでしょうか。ライフラインを確保することは大事ですが、名神や東名の高速をもう1本開通させるってそんなに優先順位が高い事業なんだろうかと何度考えても理解に苦しみます。ちゃんと調査して無駄を省けば暫定税率なんて必要ないのかもなんて想像してしまうのは自然の流れではと思います。
あと、素人考えなんですが、暫定で期限付きなのに、次年度の予算にそのお金を見込んで計上してあるのってどうなんだろうと思ってしまいます。国も地方もこの財源分を見込んでいたためにかなりの影響が出るのは必至なんて言いますが、期限が切れて入ってこない可能性があるお金をあてこむって無茶だなぁって思います。いろいろと約束事や地方、政府のやり方があって一概には無茶なんて言えないのかもしれないですが、一般市民の素朴な声です。
そして、政府(与党)が、歳入関連法案が参院送付後60日を迎える4月末に憲法59条の「みなし否決」規定に基づくき衆院再議決をした場合、再び、ガソリンは25円増しになります。
こういうことになれば、安い価格のうちにガソリンを入れておく、備蓄しておくと考えるのは当たり前で、ガソリンスタンドが品切れなんて今まで見たことのない光景を目にすることになるやもしれませんね。
これからも混沌としたダークな世は続くんでしょうか。明日じゃなくてもいいから、せめて、近い将来明るい兆しが見えそうだぐらいの声を聞いてみたい。