桜の開花予想が出ましたが、今年も例年より早いみたいですね。
温暖化の影響かどうかは分かりませんが、暖冬だったのが影響しているそうです。ただ、ここのところ、記録的なことが再三起こっているので、やっぱり地球が変調をきたしてるのかなと思ったりします。
そして、春と共に、ついにというかとうとういうか定額給付金の支給が決まりましたね。
お金をくれるというのにも関わらず、国民からは半数以上がNOを突きつけた政策。これが、天下の愚策と言われないことを祈るばかりです。
ところで、そもそもこの2兆円の定額給付金の目的は何だったんでしょう。
定額給付金を支給するために必要な準備金は800億円超になると言われています。紙代やら印刷代やらソフト開発、郵送代、人件費たくさんの費用が必要です。
ソフト開発の会社や事務機器、事務用品、郵便なんかは儲かると思います。これはこれで消費や雇用を生んでいるのかもしれません。
また地方やNPO法人などでは様々な用途のための寄付を募ったり、逆に定額給付に上乗せした額の商品券を作って地元での消費を促そうとしたり、定額給付金を当て込んだ旅行や食べ物の商品を出したりしています。そしてあろうことか定額給付につけこんだ詐欺までも発生しているそうです。
消費拡大による経済の活性化を図るための給付金はどう使われるんでしょうか?
政策を決める閣僚自体が受け取る受け取らないと低次元の発言を繰り返している中、とんでもない格差社会で億万長者から年収200万円以下の人まで受け取る給付金は果たして十分な役目を果たすんでしょうか。
貯蓄に回すという人、欲しいものを買うという人、一部貯めて一部使うという人、受け取らないという人、寄付するという人、それぞれの使い方がありますが、例えば、一家4人(夫婦、子供2人)のモデルケースでの64,000円は、全額、消費に回るでしょうか。現在の消費冷え込みに見るように社会人や家庭を持つ人達は完全にブレーキがかかっています。しかも、最近、自己防衛システムを要する若い世代が多くなり、ここでも全額消費されることは難しいんじゃないかと思います。これはあくまで主観ですので、実際に支給されて統計を取ってみないと確かなことは言えませんが、遠からず近からずのような気がしてなりません。
もしそうだったら、2兆円はいったいいくら消費に回されるんだろうと嘆かわしい疑問も沸きます。日本人の個人資産は1500兆円超あると言われていますが、結局はこの個人資産が増える結果となっては、何の意味もなくなります。
一方で、政治と金の問題が浮上していますが、いつまでこんな醜態をさらし続けるつもりなんでしょう。
消えた年金をはじめとする年金問題や救急医療、産科、小児科、地方の医師不足なんか深刻で重大な問題は山積しているのにいつまでも自分達の殻の中で利権を啄(つい)ばんでいる愚かな政治家達に何に希望を見出せばいいのか途方に暮れます。
定額給付は早いところで今日からということですが、概ね、4月から5月の支給となるようですね。地方の公務員の方は、年度末というとただでさえ忙しいのに、準備やら問い合わせの対応やらでおおわらわであると思います。
ひとつ心配なのは、申請には本人確認資料を添付する必要があるので、くれぐれも外部へ流出しないようお願いしたいことです。多忙を極める時期に煩雑な作業が加わり、管理がいい加減になりかねません。後期高齢者保険制度の時もそうでしたが、最近、管理体制が甘いのか市町村のミスをよく見かけます。
と、いろいろと書きましたが、決まったものはもう後戻りできません。とにかく、少しでも経済、社会が上向きになればと思うばかりです。