今日の朝日新聞一面に出てましたね。
『コンビニが百貨店の売り上げを抜く』
百貨店業界の苦戦が続く中、コンビニは店舗数、売上高と伸ばしてきて2008年売上高がついに百貨店を追い抜くことになりました。
コンビニは、手軽さ、店舗数の多さ、最近ではPB(プラベートブランド)の伸び、タスポ導入による"たぼこ特需"にと、老若男女を問わず利用するところから年々売り上げを上げていました。
それとは対照的に百貨店は高級志向という顔を持つところから、好況には強いが、不況にはめっぽう弱い面がもろに出る形となって、ここ数年の業界再編の動きに見るように売り上げは右肩下がりを続けています。
百貨店側もいろんな魅力ある催しをしたり、またセールを前倒ししたりの苦肉の策で値引きによる集客を期待していますが、百貨店側の売り場担当ですら「消費者は値引きに慣れてしまって効果は少ない」ともらしてしているような状況でこれからも苦戦が続きそうです。
コンビニの勝因(!)は、24時間開いてて何でも揃う便利なお店というイメージを定着させたのは大きいですね。しかも店舗数が半端じゃない。
セブンイレブンなんて日本を含めた世界の店舗数(日本では12071店、世界では34584店 ※2008年末現在)は、マクドナルド(約31000店)を抜いて世界一だそうです。日本のコンビニが店舗数世界一だったとは驚きですね。
店舗数の多さと学校や会社の行き帰りにフラッと立ち寄れる敷居の低さがコンビニの最大の武器。対して(比べるのは間違ってはいますが・・・)、百貨店は高級志向という面から敷居が高いイメージがあります。良い品物、良いサービスをそれなりの値段で買うということは、その店自体に、品物に、接待に、客が満足、納得するということで成立していると思います。不況によって高額なものが敬遠するのは仕方がないことですが、安易に安売りをしたのでは、百貨店の良さ、武器が失われていくように思います。
必ず、どんな職種にもその職種ゆえの良さ、悪さがあります。百貨店が生きていくには、今のスタイルを踏襲しつつも、新しい風を入れることも必要なんじゃないかと思います。
イオンや西友が独自にPBを作って売り上げを上げたように、独自性と柔軟性を持って建て直し欲しいなぁと思います。ここでしか買えない、ここでしか見れない、ここでしか味わえない、そういうものを入れていくのもいいのかなぁなんて勝手に思う今日ゴロゴロ(否、このごろ)です。
百貨店を愛するが故の意見ではありますが、「素人が分かりもしないで!!」と怒り心頭の方には先にお詫びしておきます。ごめんなさい。